住宅の外壁塗装に使われる塗料の種類と特性

外壁塗装2

塗料といってもさまざまなメーカーがあります。どの塗料を選べばいいのかわかりませんし、どの塗料がどのような特性を持っているのかもわかりません。

プロからすれば簡単にわかることもお客様からすればとても難しいこともあります。また、営業マンの言っていることが本当かどうかもわからないと思います。

そこで、今回は営業マンに騙されないためにも住宅の塗り替えに使用される塗料の種類とその特性を簡単に説明します。

国内で流通している塗料には、

 ・アクリル樹脂塗料
 ・ウレタン樹脂塗料
 ・シリコン樹脂塗料
 ・ナノ系塗料
 ・無機質系塗料
 ・光触媒塗料
 ・フッ素樹脂塗料

が存在します。安い塗料もあれば高級な塗料もあり、その特性もさまざまです。この中でも一般的な住宅に使われる塗料というのは、ウレタン樹脂塗料とシリコン樹脂塗料になります。

塗料別の主な特徴

しかし、一般的な塗料がウレタン樹脂塗料とシリコン樹脂塗料と言われてもお客様の立場からすればイマイチピンとこないと思いますので、上記で挙げた塗料の特性を順番に説明します。また、順番が下に行くにつれて価格や機能性は高くなります。

アクリル樹脂塗料について

低価格の塗料になります。耐久性は無く、3年から5年ほどしか持ちません。ですから、住宅の塗り替えには使われない塗料になります。その代わり新築などには使われる塗料になります。

言ってしまえば、住宅の塗り替えにはこのような塗料を使うようなことはありません。もし、使うような業者がいるのであれば、そのような業者には今後塗り替えを依頼しないほうがいいです。

ウレタン樹脂塗料について

アクリル樹脂塗料とほどではありませんが、比較的安価の塗料になります。塗料の中では最もポピュラーな塗料です。場所を選ばず使用することができる万能な塗料になります。

ですが、耐久性は5年ほどになりますので、次の塗り替えを10年後とするのならば住宅の塗り替えには適さない塗料になります。

シリコン樹脂塗料について

「住宅の塗り替えの塗料は?」と聞かれたらシリコン樹脂塗料と言うくらい、住宅の塗り替えにおいてシリコン樹脂塗料は、有名な塗料になります。

耐久性も10年と長く外壁の塗装はもちろんですが、屋根の塗装においてもこのシリコン樹脂塗料は、よく使われる塗料になります。

価格もそこまで高くなく、コストパフォーマンスや利便性を考えますと、住宅の塗り替えの塗料としてはとても優れた塗料になります。

逆を言ってしまえば、住宅の塗り替えにおいてシリコン樹脂塗料ではなく、上記のウレタン樹脂塗料やアクリル樹脂塗料を使うことはお勧めできません。

ナノ系塗料について

このナノ系塗料というのは、新しい塗料になります。また、ハイブリット塗料とも言われます。その理由を簡単に言ってしまえば、シリコン樹脂塗料とフッ素樹脂塗料(高級塗料)を足して2で割ったような特徴を持っているからになります。

なので、シリコン樹脂塗料よりも耐久性に優れ、フッ素樹脂塗料のような耐久性を持っている塗料になります。ですから、コストパフォーマンスはとても良い塗料になります。

無機質系塗料について

塗料というのは原材料に石油が使われているのですが、その石油系資源を製造段階から極力少なくしたエコな塗料になります。

そしてこの塗料には、親水性塗装膜による「セルフクリーニング機能」が付いています。撥水性がよく、雨水などを弾くことを利用して外壁の汚れも一緒に落とすことができます。

ですから、カビや藻なども発生しにくい塗料になります。この塗料のいいところは、何もセルフクリーニング機能が付いていると言うことだけではありません。

耐久性に関してもこの塗料は、塗料の中でもトップレベルの耐久性を持っています。このような機能性や耐久性があることを考えれば値段は高くなると思います。

もちろん他の塗料よりも値段は高くなりますが、このような機能性や耐久性があることを考えますと、決して高くない塗料になります。

光触媒塗料について

通常、塗料というのは紫外線を浴びると劣化してしまいますが、この光触媒塗料に関してはそうではありません。今までの塗料の天敵だった紫外線を逆に利用するという大変画期的な塗料になります。

この光触媒というのは、唯一TOTOが特許を持っている塗料になります。具体的にはどのような効果があるのかと言いますと、紫外線を利用して汚れを浮き上がらせ、その浮き上がらせた汚れを雨水を撥水することによって洗い流す「セルフクリーニング機能」になります。

また、帯電防止効果もありますので、静電気によってチリやホコリ等の汚れが付着するのを防ぐ機能もあります。

ですから、汚れに関してはとにかく強い塗料になります。また、この光触媒塗料は美観にもつながる藻やカビなどを発生しにくくすることもできます。

光触媒によってカビや藻の菌を殺菌することができるのです。このような機能を外壁にもたらしてくれる時点で凄い塗料ですが、すごいのはそれだけではありません。

なんと、大気浄化能力も兼ね備えています。その浄化能力は、1000m2で約ポプラ95本分にも相当するものも存在します。ですから、外壁に光触媒塗料を使うということは、ポプラを植えると同様の機能があるのです。

そう考えますと、とても地球環境に優しいエコな塗料にということだとわかります。そして、この塗料は遮断機能もありますので、建物蓄えられる熱を抑えると同時に、大気の放熱を緩和することもできます。

ですから、この塗料を使えば夏場家に伝わる熱を少なくすることができますので、エアコン代を節約することもできます。

しかし、この素晴らしい塗料ですが、欠点も存在します。それは、値段が高くなってしまうことです。ですが、耐久性も15年ほどになり、このような機能性を持っているのであれば長期的に考えればお得です。

そして、何よりも地球に優しいという部分を考えればとても素晴らしい塗料になります。

フッ素樹脂塗料について

塗料における最高級塗料になります。元々は、車に使われていた塗料ですが、現在では住宅の塗り替えにも使われるようになりました。この塗料の凄いところは、その耐久性です。

約20年もの耐久性があります。そして、通常の塗料というのは年月が経てばその光沢がなくなってしまうのですが、このフッ素樹脂塗料は、施工後20年経過しても90%の光沢を維持することができます。

また、機能性にも大変優れ撥水性や耐候性能をより一層高めます。ですが、塗料の値段は高級塗料になりますので、高くなってしまいます。

しかし、この20年の耐久性を考えますと、長期的に見れば決して高くない塗料です。現に大型ビルや橋梁(きょうりょう)などでは、その耐久性は25年円以上の耐久性の実績がありますので、その耐久性の高さは折り紙付きです。

安いものを2回塗るよりも高い塗料を1回塗るのであれば、高価な塗料を1回塗ったほうが足場代などの余分な費用を考えればお得です。

しかし、このフッ素樹脂塗料は塗膜が比較的薄いので、ひび割れに弱いと言う欠点もあります。また、メーカーによっては次回の塗り替えに支障をもたらすものもありますので、この塗料を使う際にはよく業者とは話し合っていただきたいです。

あなたの家に合う適切な塗料ので塗り替えを行うために

塗料の特徴を説明しましたが、このことを覚えていただければ実際に塗り替えを行う際にはとても参考になると思います。むしろ、ここまでの知識があれば営業マンも下手な塗り替えはできないと思います。

ですから、騙される可能性を低くすることができるのです。業者が提案してきた塗料と業者が言っていることが真実なのかをぜひ、あなた自身で確かめていただきたいです。

もし、違うことを言っていたのであればその業者には塗り替え工事を依頼しないほうが賢明かもしれません。

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私は、外壁塗装の分野で職人として活動してきました。その中で気づいたこととしては、業者に頼むとき、工務店に工事を依頼しているということです。

ただ、工務店は仲介手数料が30~40%上乗せされるため、適正価格で工事を行うことはできません。

外壁塗装は、火災保険を使うことで保険金が支払われます。症状にもよりますが、実質負担0円で家の塗り替えができる可能性があります。

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