塗料の構成と種類とは:塗料は一体何で出来ているのか

住宅の塗り替えでは塗料を使いますが、自分の住宅にどのような塗料が使われるのかを理解しなければなりません。見積もりと実際に使われる塗料が違えば、損をしてしまうのはあなたなのです。
ですから、そのようなことにならないためにも塗料に対する知識をつけなければなりません。そこで今回は塗料に使われる原料と塗料の仕組みについて解説します。
塗料の内訳は大まかに分けてしまえば、「塗膜になる成分」と「塗膜にならない成分」に分かれます。塗膜とは、塗料というのは液体ですが、固まることによって初めてその効果や耐久性を生み出します。
ですから、塗膜というのは塗料そのものと考えていただければわかりやすいと思います。
この塗膜だけでは塗料は塗ることはできません。なので、塗料を塗るために液体にするにあたって塗膜にならない成分を使い、実際に塗料というのは塗れるように液体になっているのです。
そして、塗膜になる成分の顔料(色)以外のことを展色材(ビヒクル)といいます。実は塗料においてこの展色材がとても重要な存在なのです。
この展色材がなければ仕上がりの際に、色の顔料が偏ったりしないようになっており最初は液体ですが、硬化して塗料としての耐久性や機能性を発揮するようになっているのです。
そのようなことを踏まえ塗料というのは、以下の公式のように構成されています。
塗料=顔料+樹脂+添加剤+溶剤
このような構成になるのですが、このように言われてもわからないと思いますので、順番に説明していきます。
 顔料
塗料における顔料とは、簡単に言ってしまえば色です。この色がなければ塗料を塗ったとしても外壁に色がつきませんし、そのほかにも塗料としての機能性などをもたらす役割をしています。ですから、塗料においてこの顔料が必要不可欠なのです。
顔料の特徴としては、塗料に含まれる水、油、溶剤などに溶けない粉末個体になります。また、顔料には着色顔料と体質顔料、機能性顔料の3種類があります。
 着色顔料について
その中でも着色顔料が塗料の色を決める顔料になり、有機顔料と無機顔料とがあります。顔料には隠ぺい力が求められるのですが、この隠ぺい力が強ければ下地を色によって隠すことができます。逆にの隠ぺい力が弱ければ透けてしまうことになります。
有機顔料は石油から作られる顔料になるのですが、色鮮やかなものが多く隠ぺい力弱いです。また、紫外線の影響を受けやすく紫外線を受けてしまいますと色が体色してしまいますので、特別なことがなければ基本的には野外には使われません。
有機顔料とは反対に、無機顔料はもともと色がついている自然の鉱物やサビなどのものを使います。ですから、無機顔料に比べても隠ぺい力が高いので、野外に使われることがほとんどになります。
しかし、そのような便利な無機顔料ですが、発がん性の問題や公害問題の原因のカドミウムが使えないために規定があり使われる材料が決められています。
 体質顔料について
この体質顔料は、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、炭酸バリウムなどがあります。このほとんどが白色系の物質になるのですが、塗料に混ざってしまうと無色透明になる特徴があります。
ですから、塗料の性能を向上させる目的よりも作業しやすくするようにするために混入されています。また、白色系の色ですから、下塗りや白系の塗料の補助的な役割としても使われます。
 機能性顔料について
現在では住宅の塗り替えにおいてさまざまな機能性があります。耐熱性や防火性の塗料がありますが、そのような機能性を塗料に持たせるためには、機能性の顔料を混入します。
サビの腐食を食い止める塗料「サビ止め」に関してもこの機能性顔料が使われます。そのサビ止めには、鉛丹(えんたん)、シアナミド鉛、塩基性クロム酸鉛、亜酸化鉛、鉛酸カルシウムなどがサビ止めの塗料の顔料として使われます。
 樹脂
塗料に使われる樹脂は、塗料の主要素になります。この樹脂が固まることによって耐候性や柔軟性、耐水性などの塗膜性能が決まります。
一昔前では天然樹脂を使用していたのですが、現在使われる塗料の樹脂のほとんどが石油などを原料とした合成樹脂になります。住宅の塗り替えに使われる樹脂としては以下の樹脂が使われます。
 ・アルキド樹脂
 ・アクリル樹脂
 ・ウレタン樹脂
 ・塩化ビニル樹脂
 ・エポキシ樹脂
 ・シリコン樹脂
 ・フッ素樹脂
になります。よく塗料の名前でウレタン塗料やシリコン塗料、フッ素塗料などと耳にするかもしれませんが、使われる樹脂の名前が塗料の名前になっています。
石油を原料に使っている塗料がほとんどになりますので、原油価格が上昇すれば塗料の値段も当然上がるということになります。
 添加剤
塗料に含まれる添加剤とは、塗料の副要素になります。添加剤そのものが塗料の性能を大きく向上させるのではなく、塗料の性能を向上させる補助的なものになります。
塗り替えの作業性を良くし、塗った後の外壁の表面に泡や刷毛を塗った後が出ないようにする役割もあります。そして、仕上がり後にカビなどが付着しないようにする役割もありますので、添加剤は塗装において必要不可欠なものになるのです。
また、塗料に混入されている添加剤の量と言うのは極めて少なく、多くても5%程度になります。
 溶剤
実際に外壁塗装を行ったことがある方ならばわかりますが、塗料と言うのはそのままでは塗ることができません。ですから、溶剤を使って希釈する必要があるのです。
絵具を思い出してもらえればわかりやすいと思います。絵具と言うのはそのままでは塗ることはできません。ですから、水を使って希釈して初めて塗れるようになるのです。
絵具を塗って水が乾燥すれば絵具だけが残ります。このように溶剤と言うのは、蒸発してなくなってしまうものになります。
塗料には水性塗料と油性塗料があるのですが、水性塗料は水を使って希釈し、油性塗料にはシンナーやアルコールなどを使って希釈します。また、油性塗料は溶剤系塗料とも言われます。
塗り替えに使われるシンナーにはいくつも種類がありますので、使用するにあたっては塗料に合った適切なシンナーを使わなければなりません。

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