ホルムアルデヒドとは:安全に生活するために必要な知識

ホルムアルデヒト接着剤

住宅にはさまざまな建材が使用されています。その建材に使用される接着剤などに含まれている「ホルムアルデヒド」は、シックハウス症候群(住居内での室内空気汚染に由来する様々な健康障害)の原因となる物質の一つになります。

ホルムアルデヒドとは家具や建築資材、壁紙を貼るための接着剤などに含まれている化学物質の一つです。

住宅に住んでいる以上、このホルムアルデヒドは意外と身近な存在になります。ホルムアルデヒドは施工後、家具や建築資材などから少しずつ室内に放散されます。

この際、ホルムアルドに汚染された室内に人がいると目や気道に刺激を感じることがあり、高い濃度では呼吸困難などを起すことがあります。

なので現在ではそのことが問題視されるようになり、国土交通省が平成12年に住宅性能表示制度を発足しました。

よって、新たに家を建てた場合に要望すれば、ホルムアルデヒドの室内濃度を確認できるようになっています。

そして平成15年には、新たに建築基準法を改正され、ホルムアルデヒドを発散する建材についての内装仕上げ材の使用制限、建築物の換気設備装置の義務付けなどの規制が定められました。

ホルムアルデヒドの室内濃度については、目安が決まっています。厚生労働省が平成12年に指針を示し、室内濃度が0.08ppm(百万分率)相当以下(20~23度 30分平均値で100μg/m3以下)が健康上望ましいです。

ホルムアルデヒドはどんなものか

ホルムアルデヒドは、刺激臭のある無色のガス体になります。水によく溶ける性質があり、35~37%のホルムアルデヒド水溶液は、通常「ホルマリン」と呼ばれます。

主な用途としては、消毒や防腐剤として使用されます。また、ホルマリンによるホルマリン漬けは学生時代に理科で使用されますので、その存在を知っている方は多いかと思われます。

建設資材としてのホルムアルデヒドは、合板やボード(内装材)に使用されます。そのほかにはさまざまな樹脂の原料になります。その樹脂は、接着剤、塗料、食器、繊維の加工等に広く使用されています。

また、壁紙用接着剤等に使用される尿素系、メラミン系、フェノール系等の合成樹脂や接着剤などの原料に使用されます。

あなたの部屋にも壁紙が使用されていると思います。このことからわかるように、意外にもホルムアルデヒドによる健康被害は身近なものになります。

ホルムアルデヒドが与える人体への影響

ホルムアルデヒドガスを吸ってしまいますと、眼、鼻、呼吸器が刺激されます。その結果、くしゃみやせき、よだれや涙が出ます。

ホルムアルデヒドが高濃度になりますと、最悪の場合呼吸困難や肺浮腫などを発生することもあります。

そのほかには、吸入または接触により結膜炎、鼻咽喉炎、頑固な皮膚炎を起こすことがあります。

直接ふれた場合、刺激性皮膚炎を発症することもあります。壁紙を張り替えた際には、直接接着剤などに触らないなどの注意が必要になります。このことからわかるように、ホルムアルデヒドは人体に悪影響を及ぼすものになります。

ホルムアルデヒド対策について

とは言っても、現在では安全対策が重要視されるため、昔よりもホルムアルデヒドによる健康被害は少なくなりました。

ホルムアルデヒドが使用されているものについては、カタログや本体にしているラベルなどに「F☆☆☆」と表記されていることがあります。

この☆の数は、材料から放散されるホルムアルデヒドの放散量を示したものになります。

なので、この☆の数を確認していただければ、安全なものか判断することができます。☆の数の見方としては、☆が多ければ多いほどホルムアルデヒドが少なく、星が少なければ少ないほどホルムアルデヒドが多くなります。


日常の生活空間において、ホルムアルデヒドをどの程度に抑えていればよいかは数値が決まっています。

具体的な数値は厚生労働省の室内濃度0.08ppm以下になります。ただしこの0.08ppmという数値は、あくまでも室内の測定を開始してから30分間の平均値になります。なので当初は0.08ppmであっても、部屋をしめきっていれば濃度は当然さらに上昇します。

そのため0.08ppmの環境を常時保つには、定期的な換気がどうしても必要です。リフォームして初めての夏を迎えた場合、特に室内濃度が上昇しやすい傾向にあります。そのような方はこまめに換気をするようにしましょう。

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