塗り替えの時期が近づくと、あなたの家にも塗り替えのセールスマン(営業マン)が来るかもしれません。既に来たことがある方もいるかもしれません。
その際、セールスマンの服装から信頼できる営業マンなのかを判断することができます。必ずしも当てはまるわけではありませんので、参考程度にしていただきたいです。
塗り替え業界のセールスマンには、3種類存在します。
・営業だけを行っているセールスマン
・元塗装職人だったセールスマン
・塗装職人を行いながら営業を行っているセールスマン
になります。この3種類のセールスマンの服装は、営業だけを行っているセールスマンはスーツを着ている可能性が高く、元塗装職人だったセールスマンは、作業着です。
営業だけ行っているセールスマンではわからない
そして、現在も塗装職人を行いながら営業を行っているセールスマンは、作業着の可能性が高いです。
結局、私が何をいいたいのかといいますと、実際に家の塗り替えをしたことがない人では、外壁塗装のことはわからないです。
実際に作業をしたことがない人にセールスされるのと、実際に作業をしたことがある人にセールスされるのでは、明らかに後者のほうがいいことがわかります。
なぜなら、実際、営業マンが来たことがあって工事をしたことがある方はわかると思いますが、最初は営業マンと打ち合わせを行い、その後工事の日程を決めて、実際に職人さんがあなたのご自宅に来て作業を始めると思います。
しかし、よく考えていただきたいのですが、この際営業マンと作業をどうするかや外壁の塗料やどのような色にするのかなどを打ち合わせをすると思います。
ですが、営業マンは実際に作業をすることはありませんし、実際に作業するのは職人さんたちです。
なので、職人さんがどのような施工を行うのかを営業マンが熟知している必要があるのです。しかし、営業だけを行っているセールスマンでは、いくら施工方法がわかっているとしても実際に作業をしたことがありません。
そのため、打ち合わせや工事の内容のことでは、実際に施工を行ったことがあるセールスマンには劣ります。
契約を取ることが仕事
そもそも、営業だけを行っているセールスマンの目的は何でしょうか。それは「契約を取る」ことです。契約を取ることが最大の目的になります。
そのような営業マンは、より多くの契約を取らなければいけません。それが仕事であり、それが使命だからです。
しかし、住宅の塗り替えの本来の目的とは何でしょうか。仕事の契約を取ることでしょうか。違います。
お客様の住宅をきれいに塗り替えることが、本来の目的になります。このことからわかるように、営業だけを行っているセールスマンでは質の高い工事はできないことがわかります。
なので、スーツを着ているセールスマンには注意が必要になります。とは言っても、一般的な営業マンの格好はスーツです。
保険の営業マンが作業着を着てセールスを行ったとしても、誰にも相手にしてもらえないでしょう。
ただし、外壁塗装に関しては違います。スーツを着ている営業マンよりも作業着の営業マンのほうが、工事内容を熟知している可能性が高いです。
そのため、あなたの納得のいく塗り替え工事が行える可能性も必然的に高くなります。
ですが、これはあくまでも目安であり、必ずしもスーツを着ている営業マンがいけないわけではありません。スーツを着ている営業マンの中にも、元塗装職人だった人もいるはずです。
そのことを踏まえたうえで最も重要なことは、あなたのことを親身になって聞いてくれるかどうかになります。
あなたの家のことをまるで自分の家のように考えてくれる営業マンならば、工事を依頼する側としても安心して塗り替え工事を依頼できます。
実際に、セールスマンと会話をしてみるとわかると思いますが、相手の熱意が伝わってくるはずです。ただし、一人の営業マンだけで判断することは難しいです。
この際、一人の営業マンだけではなく、複数の業者の営業マンと話をするようにしましょう。