ペンキ塗りと言えば、あなたは何を思い浮かべると思うでしょうか。ペンキはもちろんですが、そのペンキを塗るための刷毛を思い浮かべると思います。
現在では、手軽に刷毛が手に入る時代になりました。ホームセンターなどに行けば刷毛が売っています。
しかし、外壁塗装の職人さんが使う刷毛と言うのは、ホームセンターなどで売られているものとは値段も施工時の仕上がりも大きく違います。
職人さんの作業時のこだわりがたくさん詰まっているのです。ホームセンターなどで売られている刷毛と言うのは、100円以下のものになります。ですが反対に職人さんが使う刷毛と言うのは、ものにもよりますが3000円程の金額になります。
その金額の差と言うのは、30倍以上です。しかし、なぜ職人さんたちはそのような高い刷毛を使うのでしょうか。
それは、仕事のやりやすさもそうですがやはりお客様の住宅をきれいに仕上げたいからなのです。
いい職人は道具にも気を配る
安い刷毛と言うのは、ペンキを塗る際に毛が抜けてしまいます。この際に抜けた毛と言うのは塗装面に付着します。そのまま塗装が乾燥してしまえば、刷毛の抜けた毛がそのままついたまま仕上がってしまいます。
それではとてもきれいには見えませんし、残念な仕上がりになってしまいます。住宅の塗り替えを依頼したお客様からしても不本意です。
せっかくプロに依頼するのですから、それなりの仕上がりにしてほしいはずなのです。
そして、いい刷毛と言うのは作業がしやすいです。刷毛と言うのは塗料をつけて塗装をしますが、いい刷毛と言うのは安い刷毛に比べてもとても幅があり肉厚です。
なので、一回塗料をつければ安い刷毛よりも塗料を含む量が多いですから、一度に多くの面積を塗ることができます。ですから、高い刷毛で作業しますと、安い刷毛で塗るよりも作業スピードは当然早いです。
塗装する側からしても、なるべく早く作業を終わらせたいと思っています。住宅の塗り替えと言うのは、1週間以上かかりますのでその期間作業音や物音などはどうしてもしてしまいます。
せっかく家にいるのですからお客様からしてもゆっくりくつろぎたいと思います。しかし、その際に作業音がすればそれは、不快な思いをしてしまいます。ストレスの原因にもなりかねません。
ですから、早く作業を終わらせるためにも、早くきれいに作業を行うためにも職人さんは刷毛にこだわりを持って高い刷毛を使っているのです。
お客様のことを考えれば安い刷毛、高い刷毛このどちらを使えばいいのかは明白です。お客様の立場から考えたとしても、安い刷毛で塗装してもらうよりも高い刷毛で塗装してもらいたいと思うはずです。
また、道具にこだわりを持って仕事をしてくれる職人さんならば、仕事の内容や質にもこだわりを持って仕事をしてくれるはずです。
住宅の塗り替えはサービス業
住宅の塗り替え工事は決して安い金額ではありません。どうせ塗り替え工事を行うのであれば、そのような刷毛などの道具にも気を配れるような職人さんに塗り替えを依頼していただきたいと思うことは普通のことかもしれません。
逆に、道具や刷毛などに気配りができない職人さんであれば、きっとあなたの住宅においても気配りはできないでしょう。住宅の塗り替えと言うのは、サービス業と言っても過言ではありません。
住宅の塗り替えを行うことはもちろんですた、サービス業である以上住宅の塗り替え以前に、お客様に対する気配りやお客様に対する気遣いが必要なはずです。
多くの業者がその部分を勘違いしてしまっています。職人だから外壁の塗り替えができればいいと思っている職人さんは多いです。ですがそうではなく、住宅の塗り替えはサービス業であると言うことを再認識していただきたいです。
そうすればお客様はもちろんですが、業者側も気持ちが良く住宅の塗り替えができるはずです。

私は、外壁塗装の分野で職人として活動してきました。その中で気づいたこととしては、業者に頼むとき、工務店に工事を依頼しているということです。
ただ、工務店は仲介手数料が30~40%上乗せされるため、適正価格で工事を行うことはできません。
外壁塗装は、火災保険を使うことで保険金が支払われます。症状にもよりますが、実質負担0円で家の塗り替えができる可能性があります。
火災保険はほとんどの方が加入しているため、使わなければ損ですよね。
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