塗装工事を行う際には、初めて塗装工事を行う方はわからないと思いますが、「養生(ようじょう)」と言われる工程があります。この養生とは、窓などをビニールなどで覆いペンキや塗料などで汚れないようにすることです。
よく工事現場などで見かけると思いますが、この画像のようにドアや窓をビニールで覆ってしまいます。この状態ではドアや窓を開けられません。
玄関などは基本的には養生をしてもドアが開くようにしてありますが、窓になりますと窓を開けられないようになってしまいます。
ですから、窓を開けたいのであれば職人さんに言えば、その部分だけは作業をするときだけ養生をしていただくこともできます。
そこは遠慮なく相談していただきたいですし、あなたの家であなたが生活しにくいのであれば、元も子もなくなってしまいます。
その部分は職人さんと言いたいことを言える関係を築いていただきたいですし、私たちからしてもその部分は理想の関係だと思っています。
工事にはどのくらいの日数がかかるのか
このようにお客様の住宅をきれいに塗るためにはお客様のご協力は不可欠ですが、どのくらいの日数がかかるのかと疑問に思う方もいると思います。
以前、外壁塗装工事を依頼したお客様ならば大体の見当はつくと思いますが、初めてのお客様はわからないと思います。また、以前の工事は約10年前にもなりますので、もう覚えていないお客様もいると思います。
あくまでも平均になりますのでおよその目安になりますが、職人さんが2人で作業をすれば建坪約30坪になりますと、7日~12日くらいの日数がかかります。建坪30坪は、だいたい平均的な家になり、4LDKの家になります。
しかし、職人さんが3人や4人になりますとその日数は更に早くなりますので、1週間かからない日数で工事を終えることもできます。そればかりは職人さんの力量にもよりますので、あくまでも目安程度になりますので、その部分は理解していただきたいです。
窓を開けられないと生活に支障が出る場合
冬ならば窓を開けることを我慢することは簡単かもしれませんが、夏場になりますとなかなか我慢することは難しいかもしれません。必ずエアコンがすべての部屋にあるわけではありませんし、エアコンを使わず窓を開けたいと思うお客様もいます。
そうなってしまいますと、塗装工事中最低でも1週間は窓を開けることができなくなってしまいます。すべてのお客様がその状況を耐えられるわけではありませんので、先ほど申し上げた通り積極的に相談していただきたいです。
職人さんたちは外壁塗装のプロである前に、養生のプロです。窓を開けられるように養生をすることも可能ですし、よく開けるベランダなどはなるべく早く作業を終えてもらうこともできます。
お客様のお家やお客様の生活にその場で臨機応変に対応する技術を持っています。ですから、余程なことがない限りお客様の要望に応えられます。
なかなか業者さんといきなりコミュニケーションを取ることは難しいかもしれませんが、その部分は私たちも最善を尽くしますので、積極的に意見を申し上げていただきたいです。
外壁塗装はお客様が主役
よくお客様に多いのですが、「外壁塗装工事は業者の仕事だから業者に任せる」と思っている方が多いです。確かに、お客様は外壁塗装に関しては素人かもしれませんし、わからないかもしれません。
ですが、わからないからと言ってわからないままで終わってほしくはないのです。わからなくても積極的に質問や疑問を業者に申し上げていただきたいです。確かに、業者は外壁塗装のプロかもしれませんが、それはあくまでも業者目線でしかありません。
実際に工事を行われているお客様の意見からしか気づかないこともたくさんありますし、その意見にこれからの工事をより良いものにするためのヒントが隠されているのです。
その意見を大切にする必要がありますし、その意見にとてつもない価値があるのです。その意見と言うのは業者からでは絶対にわかりませんし、お客様の目線でしかわからないのです。
ですから、積極的にお客様の意見を申し上げていただきたいです。あくまでもその家に住んでいるのはお客様ですし、その家にこれからも住むのはお客様なのです。
実際、外壁塗装は業者が主役ではなくお客様があっての外壁塗装工事ですし、お客様が主役だと言うことをぜひ、覚えていただきたいです。