住宅の塗り替えと言いますと、多くの方が金額ばかりを気にしてしまいます。確かに、住宅の塗り替えと言うのは決して安い金額ではありません。
ですが、この金額ばかりを気にしてあまりにも安い金額で安い工事を行ったばかりに、残念な塗り替え工事になってしまったと言う相談も非常に多いです。
高い塗り替え工事を行わなければいけないと言うわけではありませんが、あまりにも安い金額で塗り替えを行えば、それは安いなりの塗り替え工事になってしまいます。
そうなった場合、一番困るのは結局はお客様自身です。せっかく建てた住宅がそのようなことになってしまえば、不本意なはずです。なので、あまりにも安すぎる塗り替えは行わないでいただくことが望ましいです。
とは言っても、このご時世なかなかマイホームのローンを支払いながら、住宅の塗り替えの費用をねん出する余裕はすべての家庭にあるわけではありません。
ですが、せっかく建てた住宅の塗り替えですからあまりにも安い金額で工事を行うことは、あなたの家のためにもあなた自信のためにも行ってほしくはありません。
このページでは、なぜ住宅の塗り替えにおいて安い金額で塗り替え工事を行っていけないのかをお教えします。これを学べば、住宅の塗り替えで安い工事をして失敗する可能性を少なくすることができます。
金額が安いと施工の質が下がる
住宅の塗り替えもそうですが、私たちの身の回りには、同じものであったとしても安いものもあれば高いものも存在します。
たとえば、外食などがそれに当てはまります。数百円で食べれる回転寿司もあれば、数万円以上する高級お寿司屋さんもあります。
回転寿司のお寿司は決して美味しくないと言うわけではありませんが、高級寿司と比べてしまいますとどうしてもその差は出てしまいます。それは当然です。お金が安ければサービスには限界があるからです。
私たちが支払う金額からお寿司に使われる原材料や魚のお金、そこからさらに人件費や広告費などのさまざまな経費を支払うのですから、お店がボランティアでお寿司を握ってはくれない限り、サービスには限界があります。
しかし反対に、高級寿司店ならばどうでしょうか。原材料にもこだわれますし、魚も大間のまぐろなどの一級品を仕入れることができます。そして、凄腕の職人さんたちの給料を支払うこともできます。
美味しい寿司を提供すると言う目的のもと、考えられる最大限のサービスをお客様に行うことができるのです。
住宅の塗り替えにおいてもこれと同じことが言えます。安い金額ですと、そこから人件費や塗料などさまざまな経費を支払わなければいけませんので、利益はほとんどでなくなってしまいます。
そのようなことからもなかなか赤字を出してまで住宅の塗り替えを行ってくれる業者は少ないでしょう。
いい工事をするにはお金が必要
住宅の塗り替えにおいて結局、いい塗り替えを行うには、いい施工を行うにはどうしてもお金が必要なのです。
あまりこのようなことを言いたくはありませんが、住宅の塗り替えにおいては、お金がなければどうしようもありません。お客様にも生活がかかっているように、当然業者にも生活がかかっています。
中には、とにかく安い金額で仕事を取り、とにかく安い塗料などを使ったり手抜き工事を行ったりして無理やり利益を追求する業者も存在します。
外壁塗装を実際に行う職人さんたちは、ほとんどが下請けです。大手から仲介手数料を取られたうえで塗り替え工事を行っています。
ですから手抜き工事をしたくなかったとしても、金額が安いと言う理由からしかたがなく手抜き工事を行わなければいけない業者も存在します。
それでは、お客様からしても不本意ですし、元請けの言うことを聞かなければいけない実際に塗り替え工事を行う職人さんからしても不本意です。
そのようなことにならないためにも、適切な金額の適切な住宅の塗り替え工事を行う必要があるのです。