【外壁塗装の見積もり値引き交渉】価格を安くする術や注意点

外壁塗装見積もり値引き

外壁塗装の見積もりが高く、「値引きしたい」という相談は多く受けます。住宅ローンを支払いながら100万円を超える外壁塗装の費用を支払うのは、家計が苦しいですよね。

できれば、価格を抑えるために見積もり価格を安くするために業者と交渉したいものです。

しかし、外壁塗装を値引きするにはポイントがあります。一時的な感情で値引きすると手抜き工事になり、後悔する恐れがあります。家の塗り替えは、ただ単に安くすればいいというわけではありません。

このページでは、外壁塗装の見積もりを値引きする際のテクニックや値引き術などのポイントをご紹介します。見積もりの値引きの注意点を抑えて、工事の品質を下げないようにしましょう。

外壁塗装の値引き価格の限界

外壁塗装の値引きはどのくらいまで行ってくれるのでしょうか。値引きを行うのであれば、値引きできる幅の限度を理解しておきましょう。

外壁塗装の値引きは10%が限界

外壁塗装の値引きの限界は10%が限界です。工事には「必要最低限かかる費用」というものがあるからです。

ただ、10%も値引きしてくれるのは稀で、実際は5%ほどの値引きが多くみられます。そのため、どんなに値引きしてくれても10%が限界だということを覚えておきましょう。

値引きが10%しかできない理由

外壁塗装の値引きが10%しかできない理由は、先ほどお伝えしたように工事には必要最低限かかる費用があり、業者も利益を出さなければいけないからです。

あまり値引きするとかえって手抜き工事につながります。業者もわざと高い費用を提示しているわけではありません。そのくらいの費用がかかってしまうからなのです。

外壁塗装業者は、ビジネスで利益を出すために外壁塗装を行っています。値引きをするということは、その分利益を減らすか、材料費を抑えたり工程を省いたりしなければいけません。

つまり、むやみに値引きをしても、その分工事の品質が下がってしまうだけなのです。

業者の立場を考えてもらえばわかりますが、利益なしで仕事をしたくありませんよね。そのため、業者のことを踏まえても値引きは5%ほどが目安になり、多くても10%が限界なのです。

外壁塗装工事は無理に安くしてもデメリットしかないため、適度な値引きを心がけましょう。

見積もりの値引きの注意点

外壁塗装の見積もりを値引きする際、いくつか注意点があります。むやみやたらに値引きすればいいわけではないので、注意するようにしてください。

値引きは手抜き工事につながる

過度な値引きは手抜き工事につながります。先ほどご紹介したように、工事には必要最低限かかる材料費や人件費などの費用が必要です。そして、業者もビジネスで家の塗り替えを行っているため、利益がなければいけませんよね。

そこで、無理やり値引きを行うと業者がどのような行動を行うのかといいますと、「手抜き工事」を行います。

塗料を安いものをつかったり、工程を省いたりします。値引きをして価格を安くなったと思っても、実は手抜き工事をされてしまうのです。

たとえば、外壁塗装は3回塗りが一般的ですが、手抜き工事を行う業者は2回塗りで工事を完了させてしまう恐れがあります。3回塗りと2回塗りは、プロでも見極めが難しいため、素人では判断は難しいです。

手抜き工事を行うことで、10年間持つ外壁の耐久性が7年などになってしまう恐れがあります。

外壁塗装は10年で1回行うのが一般的ですが、それでは、次の塗り替え工事が7年後になってしまう恐れがあります。外壁塗装を値引きしすぎると、かえってあなたが損をする可能性があるので値下げのし過ぎには注意しましょう。

業者の大幅値引きには注意

外壁塗装の値引きの際、業者が大幅値引きを提示してくるケースがあります。値引きをしてくれるため、一見良い気がしますが注意するようにしてください。あらかじめ値引きすることを想定している恐れがあります。

たとえば、以下のようなやり取りが行われます。


上司から特別に許可を取ったので、今日契約してくれれば50万円値引きしますよ

値引きしてくれるなら契約します

このように、50万円値引きしてくれるのであれば、ついつい契約したくなりますよね。しかし、このような業者からの大幅値引きは、あらかじめ値引きを想定して最初の価格設定を行っているケースがあります。

たとえば、本来であれば150万円の費用がかかる住宅だとしても、値引き分を考慮して最初に200万円の見積もり価格を提示します。


外壁塗装の見積もり価格は200万円です

200万円は高すぎるので無理です

このとき、そのまま契約してくれれば業者としては儲かりますよね。

しかし、お客様が「高すぎる」と言って断ったとしても、大幅値引きを行えば、お客様からすれば「50万円も値引きしてくれたのでお得」だと思うのではないでしょうか。


外壁塗装の見積もり価格は200万円です

高すぎるので、無理です

特別に50万円値引きするので、今日契約してください

値引きしてくれるのならお得なので契約します

基本的に、大幅値引きはあり得ませんので、このような業者からの高額な値引きには注意しましょう。また、「契約を急がせるケース」や「今日契約してくれたら値引き」する場合は注意してください。外壁塗装は焦って契約する必要はありません。

したがって、そのような業者の誘惑には気をつけましょう。

見積もりの値引きのチェックポイント

価格を値引きしすぎると工事の品質が下がる恐れがあります。外壁塗装の価格を値引きする際は、いくつかチェックポイントがあるので注意しましょう。

保証内容やアフターサービスに注意

外壁塗装の価格を値引きしすぎると、保証内容やアフターサービスが無くなる恐れがあります。

価格が安くなる分、保証やサービスが無くなる可能性があります。目先の安さに気を取られ、必要なサービスが無くなってしまえば意味がありません。

アフターサービスが「10年あるケース」「ないケース」では、工事後に不備があった場合、自費で修繕しなくてはいけません。

たとえば、工事後5年で外壁の塗装が剥がれたり雨漏りしたりすると仮定します。

このとき、保証が10年ある場合は、業者が無償で修繕してくれます。業者の不備が原因なら施工業者に責任があるからです。保証がない場合、たとえ業者の施工不良だとしても施工会社に修繕の義務はありません。

これでは、たとえ値引きできたとしても保証やアフターサービスが無くなってしまうのでは、かえって損をしてしまう恐れがあります。

値引きも重要ですが、重要な保証が無くなるのでは意味がありません。値引きした際は保障内容に注意しましょう。

足場代無料の甘い誘惑には注意する

営業マンのセールストークの中に「足場代を無料にする」と持ちかけて見積もりを取るケースがあります。しかし、騙されてはいけません。

足場代をほかの項目に上乗せするからです。

たとえば、足場代を20万円、そのほかの費用を100万円の合計120万円の見積もりになる場合では、足場代を0円にして、結局そのほかの費用を120万円にするだけになります。

つまり、足場代が含まれていてもなくても、トータルの値段は変わらないのです。「足場代が無料になる」と言われれば、お得だと思いがちです。

しかし、足場を組むのにも足場屋に設置してもらうため、決して無料ということはありえません。「足場代無料」という言葉は、甘い誘惑で契約を取るセールストークであることを覚えておきましょう。

見積もりの項目を確認する

値引きを行う際は、見積書の項目を入念にチェックするようにしてください。値引きを行うことで、塗装箇所が減らされるケースがあります。

本来であれば、屋根や外壁以外にも雨どいや破風(はふ)といった、細かい部分も一度に塗装します。しかし、値引きをしたことでそれらの部分が工程から削られるケースがあるのです。

業者としても利益を減らすわけにはいかないため、それらのわかりにくい部分を工程から省くことで塗装費用を削減しようとします。

実際に、工事完了後に「雨どいなどが塗装されていない」というケースがあります。業者に問い合わせてみても「元々含まれていなかった」と言われ、「言った言わない」のトラブルになることがあるのです。


雨どいなどの小物が塗装されていないのですが


元々見積もりに含まれていません

足場をバラしてから2階部分の雨どいなどを塗装することは不可能なため、あらかじめ見積書は念入りにチェックするようにしてください。

業者を信じて「きっと塗装してくれるから任せても大丈夫」と思っていると足元を救われることがあるので、値引きを行う際は、その分どこか工程を削る傾向があるので注意しましょう。

外壁塗装の価格を抑えるポイント

外壁塗装の値引きするのも構いませんが、塗り替え費用は工夫次第で価格を抑えることができるので、値引きの前にまずは費用を抑える手段を取るようにしてください。

以上でもお伝えしましたが、無理に値引きを行うと工事の品質が下がる恐れがあります。

しかし、無駄を無くして効率よく価格を抑えることができれば、低価格で高品質な工事を行うことが可能です。無駄を無くし安くて品質の良い塗り替えを行いましょう。

相見積もりを取ると適正価格になる

複数の業者の見積もりを比較することを「あいみつもり」といいます。これを行うことで、業者の価格を比較できるため、適正価格で塗り替え工事が行えます。

外壁塗装の価格は業者によって異なるので、業者ごとの見積もりを比較しなければ相場よりも高い業者で修繕工事を行う恐れがあるのです。

たとえば、以下のように1社に見積もりを依頼したと仮定するといかがでしょうか。

  • A社:150万円

1社だけの見積もりでは、150万円が高いのか安いのか判断できません。このまま1社だけに見積もりを依頼して工事を委託した場合、もしかしたら相場よりも高い価格で工事を依頼してるケースがありますよね。

では、以下のように複数社に見積もりを依頼したのであればいかがでしょうか。

  • A社:150万円
  • B社:120万円
  • C社:115万円

先ほどのA社の価格が他の業者よりも高いことがわかりますよね。外壁塗装の費用は、業者によって値段設定が異なるので、複数社の価格を比較しなければ相場はわかりません。

見積もりの値引きを行う前に、業者の価格が他よりも高い可能性は十分に考えられるので、まずは相見積もりを取ることをおすすめします。

ハウスメーカー・工務店に依頼してはいけない

業者によって価格が高いことをご紹介しましたが、外壁塗装の価格が高い業者がいます。それは、「ハウスメーカーや工務店」です。これらの業者は、仲介手数料を取り下請け業者である「塗装会社」に工事を委託します。

つまり、ハウスメーカーや工務店は中間マージンをピンハネして下請けに工事を丸投げします。

ハウスメーカー工務店仲介手数料

このときの仲介手数料の金額は、3~4割程度になるので、工事の費用は割高になったり施工品質が低下したりしてしまうのです。

たとえば、100万円で塗り替え工事を委託した場合、そのうち40万円がハウスメーカーや工務店に入ります。そして、その残りの60万円で塗装会社は工事を行わなければいけません。

もちろん、この60万円の中には材料費や人件費などが含まれています。

これでは、下請け業者はほとんど利益になりません。場合によっては、工事を行ったとしても赤字になるケースも珍しくないのです。

そして、ハウスメーカーや工務店に多くの利益を取られた下請け業者は、「手抜き工事」を行おうとします。丁寧に塗装を行うとその分、材料費や人件費がかかるので手を抜かなければ利益がでないからです。

ハウスメーカーや工務店に依頼すると工事費用が割高になる上に、手抜き工事になる恐れがあります。

適正価格で外壁塗装を行いたい方は、絶対にハウスメーカーや工務店に依頼するのは控えるようにしてください。

火災保険を利用することで実質負担0円になる

住宅の建物に火災保険をかけている方は、風災補償を活用しましょう。風災補償とは、雨や風、雪などで屋根や外壁、雨どいが破損した場合に保険料が支払われるサービスです。

たとえば、100万円かかる外壁塗装工事で保険金がそれ以上支払われれば、実質負担0円で外壁塗装が行えますよね。

実際に当サイトを活用した方の保険料は以下をご覧ください。

火災保険の保険金支払い事例:1,331,922円

火災保険支払い実績

1,331,922円の保険料が支払われれば、外壁塗装の費用を実質負担0円で行うことが可能です。

火災保険は簡単に利用できる

火災保険の申請は誰でも簡単に行うことができます。火災保険の申請をサポートしてくれる業者であれば、手続きや書類などの準備をほとんど行ってくれるからです。

つまり、あなたが行うことは書類を記入したり、業者の指示に従ったりするだけになります。

簡単に130万円の保険金が支払われるのであれば、活用しない手はありませんよね。また火災保険料は、すでに支払っているため申請時も費用がかかりません。

火災保険に加入している方は、せっかく保険料を支払っているのであれば、この便利な制度を活用するようにしてください。

まとめ

外壁塗装の見積もり費用を値引きする際のポイントをご紹介してきました。塗り替え工事の費用は、100万円を超える費用になるので、できれば節約したいものです。

しかし、一時的な感情で値引きを強引に行うと、その分工事の品質が下がる恐れがあるので注意してください。

また、外壁塗装の費用は工夫次第で品質をそのままで価格を抑えることが可能です。まずは、値引きを行うよりも無駄を無くして効率よく価格を抑えるようにしましょう。

外壁塗装を高品質・低価格でご提供

私は、外壁塗装の分野で職人として活動してきました。その中で気づいたこととしては、業者に頼むとき、工務店に工事を依頼しているということです。

ただ、工務店は仲介手数料が30~40%上乗せされるため、適正価格で工事を行うことはできません。

外壁塗装は、火災保険を使うことで保険金が支払われます。症状にもよりますが、実質負担0円で家の塗り替えができる可能性があります。

火災保険はほとんどの方が加入しているため、使わなければ損ですよね。

そこで当サイトでは、火災保険の申請をサポートしてくれる地域の優良業者をご紹介します。

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