訪問販売型リフォーム業者には注意しなければいけません。昔から多い手口としては、シロアリ駆除と称し、「無料で床下の点検を行う」というものになります。
このような手口の訪問販売は、すべての業者が悪徳業者というわけではありません。しかし、床下のような滅多に見ることのない場所で、「シロアリがいる」と言われれば誰でも不安に思います。
また、近年ではフローリングによる床が増えています。なので、昔のように簡単に床下へは入れない仕組みになっています。
「無料で点検してくれる」と言う甘い言葉にも気をつけなければいけません。そのような訪問販売ですが、もちろん塗り替え工事の訪問販売も存在します。
もちろん、すべての業者が悪徳業者というわけではありませんが、このような外壁塗装の訪問販売にも注意は必要です。
あなたの住宅を10分程度の簡単な診断を行い、「すぐに塗り替え工事を行わないと大変なことになる」などと言い、工事を進めてくる業者もいます。
また、「手遅れになっている」と言い、不安をあおる業者も存在します。
そのようなことを言われれば、お客様の立場からすれば誰でも不安に思います。また、すぐに工事の契約をしてしまうかもしれません。
焦って契約を結んではいけない
冷静な判断ができずに焦って業者を選んでしまえば、悪徳業者に工事を依頼してしまうかもしれません。なので、このような訪問販売には特に注意しなければいけません。
業者選びに重要なことは、打ち合わせやヒアリングです。業者からすれば、契約を取ることが目的です。しかし、お客様の目的は品質の高い塗り替え工事です。
業者とお客様の求めるものに違いがある以上、品質の高い塗り替え工事は行えません。なので、契約を取ることが目的な訪問販売の営業マンには注意するようにしましょう。
また、そのような訪問販売を行う業者は、営業マンを専属で雇っています。なので、そのような営業マンは外壁を塗ったこともなければ、塗り替えを実際に行ったことがありません。
そのような営業マンによる診断は、あまり信ぴょう性がないことがわかります。塗り替えを実際に行っている職人さんが営業も一緒に行っているのであれば、問題はありません。
しかし、そのような営業を行っている業者は多くはありません。なので、実際にあなたの自宅へ訪問してくる営業マンのほとんどが、営業だけを行っている営業マンになります。
塗り替え工事を行っている営業マンに工事を依頼する
実際に、あなたの自宅へ営業マンが訪れたのであれば、その営業マンに「塗り替え工事を実際にしたことがあるのか?」という質問をしてみましょう。
そうすれば、実際に塗り替え工事を行っている営業マンなのか、それとも営業だけを行っている営業マンなのかを判断できます。
例えば、あなたが服を買いに行く場合、見るからにファッションセンスの良い販売員から服の接客を受けるのと、見るからに服のことに興味のない販売員から接客を受けるのでは、ファッションセンスの良い販売員から服を購入したいと思うはずです。
塗り替えの営業もこれと同じことが言えます。家を塗ったことがない営業マンよりも、実際に住宅の塗り替えを行っている営業マンのほうが、塗り替えによる知識もあります。
なので、塗り替え工事を行っている営業マンの言葉であれば、営業だけを行っている営業マンよりも信ぴょう性のある診断が行えます。信ぴょう性のある診断ならば、お客様も安心して塗り替え工事を任せられます。
確かに、営業だけを行っている営業マンも塗り替えの営業を行っていますので、塗り替えの知識は通常の人よりもあるかもしれません。
そのような営業マンから何かを言われれば、信ぴょう性が高く感じるかもしれません。
しかし、実際に塗り替え工事を行っていない営業マンでは、診断にも限界があります。
なので、あなたも実際に営業マンが自宅に訪れたのであれば、実際に塗り替え工事を行っている営業マンなのかを確認していただきたいです。

私は、外壁塗装の分野で職人として活動してきました。その中で気づいたこととしては、業者に頼むとき、工務店に工事を依頼しているということです。
ただ、工務店は仲介手数料が30~40%上乗せされるため、適正価格で工事を行うことはできません。
外壁塗装は、火災保険を使うことで保険金が支払われます。症状にもよりますが、実質負担0円で家の塗り替えができる可能性があります。
火災保険はほとんどの方が加入しているため、使わなければ損ですよね。
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