マンションの外壁塗装の修繕費用、価格や単価の相場

マンションの外壁塗装の修繕費用が「どのくらいかかるのか」という相談は多く受けます。一般的な住宅と比べ、マンションは大規模になるため、いくらぐらいの費用がかかるのか気になるものです。

マンション経営を行う上で、できれば修繕費用は抑えたいものですよね。

そこで本記事では、マンションの外壁塗装の修繕費や価格、単価などの相場についてご紹介します。費用を抑えつつ入居者を満足させるためには、低価格で高品質な外壁塗装を行いましょう。

外壁塗装の修繕費の相場

マンションの外壁塗装の相場や単価は、いくらぐらいになるのでしょうか。

マンションは、階数によって外壁塗装の相場は異なります。3階建てもあれば、7階建てのマンションもあるからです。

以下は、マンションの外壁塗装の相場です。階数別の相場になるため、あなたのマンションの階数の相場を確認しましょう。

階数相場
3階建て300~400万円
4階建て380~550万円
5階建て480~650万円
6階建て560~800万円
7階建て700~900万円

ただし、外壁塗装の相場は都道府県や業者によって変わってきます。そのため、一概に「この値段がかかる」ということをお伝えすることはできないのです。

したがって、おおよそこの程度の価格になることを覚えておきましょう。

マンションに使う塗料の種類や価格

マンションの外壁塗装に使われる塗料の種類をご紹介します。塗料にはグレードがあり、種類によって外壁塗装の単価が変わってくるからです。

そこで以下では、マンションの塗料の種類や価格をご紹介します。塗料の種類や価格帯を知り、これから外壁塗装を行う際に役立ててください。

マンションの外壁塗装に使われる塗料の種類

マンションの外壁塗装に使われる塗料は、以下の4種類があります。

  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • フッ素塗料
  • 光触媒塗料

一般的に、マンションの外壁塗装に使われるこの4種類になります。それぞれ特徴や価格が異なるため、順番に詳しくお伝えします。

塗料別の耐久年数と単価

塗料によって耐久性や単価は異なります。塗料別の耐久年数や単価は、以下をご覧ください。

広さ費用
200㎡130~170万円
300㎡180~250万円

塗料のグレードによって、単価や相場は変わります。良い塗料になると、その分値段が高くなることをあらかじめ把握しておきましょう。

また、都道府県や業者によって価格は異なるので、必ずこのような単価になるわけではないことをあらかじめご了承ください。

それでは、順番に塗料の特徴をお伝えします。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、2010年以前は一般的に使われる塗料でした。価格も安く、機能性や耐久性に優れていることからコストパフォーマンスの良い塗料になります。

ただし、現在ではさらに品質の良い「シリコン塗料」が手頃な価格で手に入るようになったため、あまり使うことのない塗料になりました。

シリコン塗料

シリコン塗料は、価格や機能性に優れていることから、一般的に使われる外壁塗装の塗料になります。外壁塗装の塗料に迷っているのであれば、この塗料を使用すれば問題ありません。

耐久性は10~13年になるため、外壁塗装の費用を10年に1度と考えたとき、とても適している塗料になります。

価格も手ごろになるため、おすすめな塗料になります。

フッ素塗料

フッ素塗料は、耐久性が15~20年ほどの高耐久塗料になります。フライパンなどに使われるフッ素を利用している塗料です。価格は高価ですが、高耐久の塗料になるため、高層ビルなどによく使われる塗料になります。

一般的な住宅とは異なり、ビルやマンションなどは頻繁に外壁塗装をするのは難しいですよね。

たとえば、シリコン塗料の耐久性は10年に1度です。しかし、フッ素塗料の耐久性が20年に1度であれば、20年に1度外壁塗装をすれば済みます。

以下は、住宅の事例ですが、シリコン塗料よりもフッ素塗料のほうが生涯コストは少ないです。

アパートの外壁塗装フッ素塗料耐久性

外壁塗装は、足場を必要とするため、外壁塗装の頻度が少なくなれば足場代などを節約できます。

また、マンションは集合住宅になるため、多くの入居者がお住まいです。外壁塗装工事にストレスや不満を持つ方も多くいらっしゃるので、できればメンテナンス回数を少なくできるのであれば減らすと入居者も快適に暮らせます。

マンションの外壁塗装だからこそ、フッ素塗料にして、メンテナンス回数を減らしてみてはいかがでしょうか。

光触媒塗料

光触媒塗料は、フッ素塗料同様に高耐久の塗料になります。20年ほどの耐久性になることから、いつまでもきれいな美観を保てるため人気の塗料になります。

そして、光触媒塗料のメリットとしては、光触媒を利用することでセルフクリーニングが行える点です。

アパートの外壁塗装光触媒

出典:TOTO

光触媒で汚れを浮かし、それを雨水で洗い流すことができるのです。これにより、新築同様な美観をきれいに保てます。

入居者からしても、きれいなマンションのほうが気持ちよく暮らせますよね。

マンションの外壁塗装の価格を抑える秘訣

マンションの外壁塗装の費用は、以下のポイントを抑えることで価格を抑えることができます。

  • 耐用年数の長い塗料を使う
  • 無足場工法
  • 相見積もりを取る

マンションは、これらのポイントを抑えると価格を抑えることが可能です。修繕費を抑えるためには、ここでお伝えすることを参考にしてください。

耐用年数の長い塗料を使う

先ほどもお伝えしたように、耐用年数の長い塗料を使うことで費用を抑えることが可能です。

同じ塗料でも、塗料ごと耐用年数は異なります。10年の塗料もあれば20年の塗料もあるからです。

特に、マンションは規模が大きくなるため、一般住宅とは異なり足場代も高額になります。10年に1度の外壁塗装の頻度が、高耐久性の塗料を使うことで20年に1度になれば、足場代を節約することができます。

また、外壁塗装による入居者への負担も減らせるのも魅力的ですよね。

マンションなどの集合住宅は、入居者への負担も少なくなるので、外壁塗装の頻度を少なくすることを検討してはいかがでしょうか。

無足場工法

ビル無足場工法

出典:関東ビルテック

以上でお伝えしたように、マンションは足場代が高額になります。このとき、この費用を削減することができれば、外壁塗装の価格を大幅に安くすることができます。

そこで、「無足場工法」を利用して外壁塗装をするのがおすすめです。これは、足場を使わずに上からロープを使って外壁の塗装を行うものです。

足場の費用を無くすことで、マンションの外壁塗装の費用を大幅に抑えることができます。

ただし、無足場工法で施工する業者数が少ないため、普及していないデメリットがあります。

相見積もりを取る

マンションの外壁塗装は、相見積もり(あいみつもり:複数社に見積もりを取ること)を取ることで価格を抑えることが可能です。

価格を比較することで、適正価格で業者を選ぶことができるからです。

マンションの外壁塗装の価格は、値段が決まっていません。つまり、「言い値」です。同じ施工内容であったとしても、業者によって施工価格は変わってくるのです。

そのため、相見積もりによって価格を比較し、おおよその相場を知る必要があります。

たとえば、1社だけに見積もりを依頼した場合と3社に頼んだ場合を比較すると、以下のようになります。

  • A社:600万円

このように、A社だけに見積もりを依頼してもこれが適正価格なのか判断できません。しかしながら、以下のように複数社に見積もりを依頼すれば、いかがでしょうか。

  • A社:600万円
  • B社:540万円
  • C社:530万円

他の業者の価格を比較することで、先ほどの「600万円」という価格が高いことがわかります。

定価が決まっていないため、複数社の見積もりを依頼することで業者の価格を比較しなければ、必要以上に高い費用で工事を行うリスクがあります。

仮に、本来であればC社に依頼すれば530万円で済む工事だったとしても、A社だけしか見積もりを取らなかったことで600万円の費用になってしまえば、70万円高い金額で工事を行ってしまう可能性があります。

適正価格で優良業者を見極めるためにも、複数社に見積もりを依頼して確かめるようにしてください。

まとめ

マンションの外壁塗装の費用は、相場を知り、使う塗料や見積もりの方法を工夫することによって、適正価格で優良業者に施工を依頼できるのではないでしょうか。

ここでお伝えした情報を参考にして、マンションの修繕費用を抑えるようにしましょう。

マンションは集合住宅です。一般住宅とは異なり、入居者が増えるような外壁塗装を行うようにしてください。

価格だけを重視して工事を行うのではなく、オシャレな外観を保つような工事を心がけましょう。おしゃれな外観にすれば、入居者も増えるのではないでしょうか。入居者を満足させ、空き室対策を行いましょう。

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