【マンションの大規模修繕の建物診断】目安やチェックポイント

大規模修繕工事のタイミング診断目安

マンションの大規模修繕工事を行う際、建物の診断を行います。目安やチェックポイントがわからないという方も多くいらっしゃいます。

マンションの大規模修繕工事は、12年に1度行うのが一般的ですが、症状を見極めて適切な方法で修繕工事を行うようにしてください。

劣化がひどい場合、築10年で補修しなければいけないケースがあるからです。

そこで本記事では、マンションの建物の診断を行う際の目安やチェックポイントをご紹介します。これからお伝えする症状が見られたのであれば、修繕工事を検討しましょう。

マンションの屋上のチェックポイント

マンションの屋上のチェックポイントをご紹介します。屋上にある部分の目安などをご紹介します。

屋上の床の防水性

マンション大規模修繕屋上防水

マンションの屋上は防水工事を行っています。防水材を塗装したり、防水シートを敷いていたりしているので、雨漏りしないようになっています。

しかし、この防水材も耐用年数が13~15年程度になるため、大規模修繕工事を行う際は屋上の床の防水性をチェックするようにしてください。

高架水槽(こうかすいそう)

マンション屋上高架水槽出典:設備会社『大和』の日常記録

高架水槽(こうかすいそう)は、マンションの水道水をポンプでこの水槽に溜めるものです。また、一般住宅とは違い、マンションは世帯数が多く階数も多いため、ポンプでその都度水をくみ上げていては水道の供給が間に合いません。

そこで、あらかじめ屋上に設置されている高架水槽に水を蓄えて、すべての世帯に水を供給する必要があります。

ただし、階数の少ないマンションの場合、直接水道管から水を供給する方法もあります。

そして、この高架水槽ですが、25年が交換時期です。マンションの大規模修繕は、12年に1度行うのが一般的になるため、2回目の修繕工事では、交換するようにしましょう。

とはいえ、水槽の中にゴミがあったり、雑菌が繁殖していたりする可能性は十分に考えられます。小さなお子さんなどに影響が出たら大変ですよね。

したがって、築12年のときに行われる修繕工事のタイミングで水槽内の点検を行うようにしてください。

受水槽

マンション受水槽

出典:宮崎県貯水槽清掃協同組合

マンションの水道水は、一度受水槽に溜められてから供給されます。そのため、受水槽の水が汚れていては、飲み水の水質は当然悪くなります。

「受水槽の掃除が行われていないために健康被害が出た」という事例もあるので、1年に1度決められている水質検査などの点検を怠らないようにしてください。

受水槽の耐久性は、25年です。そのため、先ほどお伝えした高架水槽同様に2回目の修繕工事で新しく取り換えましょう。

ハト小屋

マンション屋上ハト小屋

出典:株式会社リフォーム屋

マンションの屋上には、ハト小屋が設置されています。まるでハトの小屋に似ていることからそう呼ばれています。

これは、屋上に配管などを出すための穴をあけるためのものです。

ただ、そのままでは雨漏りしてしまう恐れがあるため、四角形状の箱のような作りにすることで水が中に入らないようにしています。

そして、修繕工事を行う際は、ハト小屋から雨漏りしていないかをチェックしましょう。配管が古くなったり、ハト小屋と配管のジョイント部分から雨水が入ったりしていないか確認してください。

パラペット

マンション屋上パラペット

パラペットとは、屋上の外周を囲っている塀のことです。このパラペットは防水材によって雨漏りしないようになっています。

しかし、この部分から雨漏りしてしまうケースは多くみられるので、修繕工事時にパラペットの防水材が劣化していないかなどを確認するようにしてください。

排水溝

マンション屋上排水溝

出典:株式会社シェルパ

マンションの屋上には、水を流すための排水溝があります。排水溝が詰まると水の逃げ場がなくなるので他の部分から雨漏りする恐れがあります。

また、排水溝と床のジョイント部分も劣化すると防水性が無くなり、雨漏りする可能性があるため注意しましょう。

スレート屋根(カラーベストコロニアル)

マンションスレート屋根

小規模のマンションの場合、屋根がスレート屋根のケースがあります。その場合、防水工事ではなく、屋根を洗浄して塗装する必要があります。

修繕時期は、12年に1度塗り替えを行い、築36年が経過したのであれば、葺き替え(屋根を張り替えること)を検討するので覚えておきましょう。

給排水管のチェックポイント

マンションの修繕工事配管

出典:大京穴吹建設

マンションの給排水管のチェックポイントや大規模修繕工事の目安をご紹介します。

マンションの給水管

マンションの給水管は、1回目の修繕工事でメンテナンスを行います。そして、2回目の修繕工事で交換します。給水管の内部は劣化してしまうので、修繕工事を行わなければ水漏れや水道水の水質に影響が出てしまう恐れがあるからです。

居住者の生活に影響を与えてしまうので点検やメンテナンスは怠らないようにしてください。

マンションの排水管

マンションの排水管は、1回目の修繕工事の際にメンテナンスを行い、2回目の修繕工事のタイミングで新しい配管に交換します。

排水管が漏れてしまうことのないように、メンテナンスや修繕工事は怠らないようにしましょう。

給水ポンプ

マンションの水道水をくみ上げるためには、給水ポンプを使います。このポンプによって水を上にくみ上げます。

給水ポンプが壊れてしまえば、水道が使えなくなってしまうので、注意しましょう。

ただ、耐用年数が10~13年になるため、毎回の修繕工事ごとメンテナンスや交換を行うようにしてください。

排水ポンプ

排水ポンプは、排水を流すために利用するポンプです。

排水ポンプが壊れてしまえば、排水を流すことができません。万が一故障してしまえば困ってしまいますよね。

排水を流すために必要になるので、修繕工事を行う際は必ずメンテナンス、または交換を行いましょう。

配管の修繕時期の記事については、「【マンションの大規模修繕】配管工事の修繕の時期や注意点」の記事でより詳細に解説しているので合わせて読むようにしてください。

外部のメンテナンスの目安やチェックポイント

マンション大規模修繕

外壁などのメンテナンスは、雨漏りなどを防ぐために重要です。雨漏りすると建物の耐久性が無くなり、資産価値が下がる恐れがあるため、注意しましょう。

それでは、外壁のチェックポイントをご紹介いたします。

外壁タイル

マンション外壁タイル張り替え

出典:陸洋コンサルタント株式会社

外壁のタイルは剥がれる恐れがあります。落下するととても危険なので、タイルの浮き具合やひび割れなどがあった場合は要注意です。

タイルの修繕時期は、大規模修繕工事の際に打診調査を行い、浮いている個所やひび割れを補修します。

もし、修繕時期のタイミングよりも早くタイルに浮いている場所、ひび割れを確認したのであれば、打診調査を専門家に依頼するようにしてください。

マンションのタイルについては、「マンションの大規模修繕:タイルの浮き・張り替えの時期や外壁工事」の記事で解説しているため、タイルの修繕の目安を知りたい方は、合わせて読むようにしてください。

外壁のひび割れ

マンション外壁ひび割れクラック

外壁にひび割れ(クラック)があった場合、それを補修しなければいけません。その隙間から雨漏りする恐れがあるからです。

また、小さいクラックだったとしても、それを放置すると悪化してしまう恐れがあるので注意が必要です。

0.1㎜ほどのひび割れが1㎜以上の大きなクラックになり、そこから雨水が内部に侵入し、コンクリート内の鉄筋が錆びます。

すると、鉄筋が膨張(ふくらむこと)し、コンクリートが剥がれてしまいます。とても危険な状態になりかねないので、外壁に小さなひび割れが目立つようであれば、無料診断してもらうようにしてください。

外壁のクラックは、「【マンション外壁の修繕・補修】 クラックやひび割れの対処法」の記事で詳しく解説しています。ひび割れの目安や修繕時期のタイミングを詳しく知りたい方は合わせて読むようにしてください。

シーリング(コーキング)

マンションコーキング打ち替え

マンションには、窓枠と外壁との間や壁とのつなぎ目にシーリング材(コーキング罪)を埋めています。

ただし、シーリング材の耐久性は12年程度です。大規模修繕工事のタイミングも12年に1度が多く見られるため、大規模修繕工事のタイミングでコーキングを打ち替えるようにしてください。

そうすることで、コーキングと大規模修繕を効率よく行うことができます。また、シーリングが以下のようにひび割れている場合、修繕時期の目安になります。

コーキングひび割れ

さらにひどくなり、大きなひび割れや隙間があると雨漏りする恐れがあるため、注意するようにしてください。

鉄部

マンション鉄部修繕

マンションには、鉄部があります。鉄は劣化すると錆びてしまうので、塗装によるメンテナンスが欠かせません。

たとえば、マンションの以下の部分は鉄部でできています。

  • 鉄骨階段
  • 玄関ドア
  • メーターボックス
  • 消火栓ボックス

塗装が剥げて赤く錆びてきたことが確認できたのであれば、修繕の目安です。塗り替えるようにしてください。

雨樋

マンション雨樋

出典:有限会社|佐藤塗料

マンションの雨樋は、雨風の影響を受けやすいため劣化しやすいです。穴が空けばそこから水漏れしてしまいます。

雨樋から水漏れした場合、雨水が壁を伝ってしまいます。その場合、壁から雨漏りする恐れがあるため、注意が必要です。

築12年でメンテナンスを行い、築24年が経過した2回目の修繕工事のタイミングで交換するか判断しましょう。

マンションの廊下や内部のチェックポイント

マンションの廊下などの内部も修繕工事の対象です。これからお伝えする部分の修繕工事の目安をチェックしましょう。

玄関ドア

マンションの玄関ドア修繕

出典:マンション改修専科

玄関のドアは劣化するため、劣化に応じて交換するようにしましょう。築12年、築24年のタイミングで点検を行い、築36年が経過したら交換するようにしてください。

照明器具

マンションの廊下の電気修繕

出典:富永電機

廊下にある共有の照明器具は、蛍光灯の交換はもちろんのこと、古くなったら照明器具そのものを交換します。交換の周期は、15年です。

したがって、大規模修繕を築12年に行った場合、電灯はそのタイミングでは故障していたり劣化していたりしていなければ交換する必要はありません。

電灯の交換だけであれば、電気屋にいつでも頼むことができるからです。したがって、交換の時期になったら新しいものに取り換えるようにしましょう。

共有部のメンテナンスの目安やチェックポイント

マンションのエントランスや駐車場など、共同住宅には共有部がいくつかあります。それらの箇所も大規模修繕工事の対象になるため、メンテナンスの目安やタイミングを見極めるようにしてください。

防犯カメラ

マンション防犯カメラ

マンションの防犯カメラは、定期的に点検を行いましょう。そして、壊れたら新しくするようにしてください。

精密機械になるので、耐久性は高くないため壊れやすいです。故障の具合にもよりますが、古くなって壊れた場合、修理するのではなく新しいものに交換するほうがおすすめです。

共有部玄関ドア

マンションエントランス玄関大規模修繕

マンションの玄関ドアは、古くなったら修繕や新しくリノベーション(新しくリフォームすること)するようにしてください。

築12年の大規模修繕の際は、点検などのメンテナンスを行いましょう。そして、次の大規模修繕工事のタイミングの際は、壊れている個所があれば修復したり、古くなっていたりするのであれば、玄関を修繕するようにしてください。

このとき、修繕費用に余裕があれば、リノベーションを行うのもおすすめです。共有部を新しくする場合、入居者が増えるかもしれません。

したがって、エントランスなどの共有部は、できれば積極的に修繕するようにしてください。

エレベーター

マンションエレベーター修繕

マンションのエレベーターの耐用年数は、30年ほどになります。そのため、3回目の修繕工事のタイミングでエレベーターの箱自体を交換するようにしてください。

そして、1回目、2回目の修繕工事では内部の壁などを修繕しましょう。

マンションのエレベーターの修繕については、「マンションのエレベーターの寿命は?耐用年数や修繕費の目安」の記事で詳しく解説しています。気になる方は、こちらの記事にも目を通しておきましょう。

インターホン

マンション大規模修繕インターホン

インターホンの耐用年数は、15年です。そのため、15年を目安に取り換えを検討しましょう。

インターホンは、大規模修繕工事のタイミングでなくても交換することができるため、無理に12年周期で行う修繕工事と行う必要はありません。

したがって、大規模修繕工事のタイミングではなく、故障したらその都度修繕を行うのがおすすめです。

ポスト・集配ボックス

マンション大規模修繕ポスト

ポスト・集配ボックスの耐用年数が15~20年ほどになります。

集配ボックスの修繕は、耐用年数で交換すると言うよりも、壊れたら交換する管理組合は多くみられます。使用している入居者の声を聞いて修繕工事を行えば、適切なタイミングで修繕工事が行えるのではないでしょうか。

屋外の共有部の目安やチェックポイント

マンションの屋外にもいくつか共有部は存在します。それらも修繕時期に応じてメンテナンスを行うようにしてください。

機械式駐車場

機械式駐車場修繕

機械式駐車場は、維持費や修繕費用に数千万円単位の費用がかかります。また、故障すると車を出すことができないなどのデメリットがあり、実際ほとんどの方が「維持費の割に使わないので、いらないのでは」と思われる管理組合は多く見られます。

車を停めるだけの駐車場に、数千万円単位の費用がかかってはもったいないですよね。

そのため、2回目の修繕工事の際に撤去してしまう管理組合も多くいらっしゃいます。機械式駐車場を「維持するのか」「撤去するのか」をよく考えて判断しましょう。

外構・エクステリア

マンション外構修繕

マンションのエクステリアも修繕箇所の対象になります。駐車場に植えてある木が枯れた場合、そのままにしておくわけにはいかないですよね。

修繕工事のタイミングで何か行うよりも、フェンスが壊れたり木が枯れたりしたらそのたびに修繕するようにしてください。

大規模修繕の耐用年数の一覧表

推定修繕工事項目対象部位等工事区分修繕周期(参考)想定している修繕方法等
1 仮設工事
①共通仮設仮設12年12年・24年・36年・48年… 仮設事務所、資材置き場等
②直接仮設仮設12年12年・24年・36年・48年…枠組足場、養生シート等
2 屋根防水
①屋上防水(保護)屋上、塔屋、ルーフバルコニー補修12年(1周期)12年伸縮目地の打替え、保護コンクリート部分補修
修繕24年(2周期)24年(以降は露出防水)下地調整の上、露出防水(ウレタン塗膜防水)※かぶせ方式(保護層を撤去しない)
②屋上防水(露出)屋上、塔屋修繕12年(1周期)12年…36年…60年…ウレタン塗膜防水の上、保護塗装(トップコート塗り)※かぶせ方式(防水層を撤去しない)
撤去・新設24年(2周期)24年…48年…72年…既存防水層を全面撤去の上、下地調整、(露出アスファルト防水等)
③傾斜屋根屋根補修12年(1周期)12年…36年…60年…下地調整の上、保護塗装(水性ポリマー等)
撤去・葺替24年(2周期)24年…48年…72年…既存屋根材を全面撤去の上、下地補修、葺替え
(アスファルトシングル葺、金属板葺等)
④庇・笠木等防水庇天端、笠木天端、パラペット天端・アゴ、架台天端等修繕12年12年・24年・36年・48年…高圧水洗の上、下地調整、(ウレタン塗膜防水等)
3 床防水
①バルコニー床防水バルコニーの床
(側溝、幅木を含む)
修繕12年12年・24年・36年・48年… 床/高圧水洗の上、下地調整、(ウレタン塗膜防水) 側溝・巾木/高圧水洗の上、下地調整、(ウレタン塗膜防水)
②開放廊下・階段等床防水開放廊下・階段の床
(側溝、幅木を含む)
修繕12年12年・24年・36年・48年…床部/高圧水洗の上、下地調整、(塩ビシート張り等)側溝・巾木/高圧洗浄の上、下地調整、(ウレタン塗膜防水)
4 外壁塗装等
①コンクリート補修外壁、屋根、床、手すり壁、軒天(上げ裏)、庇等
(コンクリート、モルタル部分)
補修12年12年・24年・36年・48年…ひび割れ・浮き・欠損・鉄筋の発錆・モルタルの浮き等の補修
②外壁塗装外壁、手すり壁等塗替12年(1・2周期)12年・24年…48年・60年…高圧洗浄の上、下地処理、塗装(仕上塗材)
除去・塗装36年(3周期)36年…72年…既存全面除去の上、下地処理、塗装(仕上塗材)
③軒天塗装開放廊下・階段、バルコニー等の軒天(上げ裏)部分塗替12年(1・2周期)12年・24年…48年・60年…高圧水洗の上、下地処理、塗装
除去・塗装36年(3周期)36年…72年…既存全面除去の上、下地処理、塗装
④タイル張補修外壁・手すり壁等 補修12年12年・24年・36年・48年…高圧洗浄、欠損・浮き・剥離・ひび割れ等の補修、一部張替え
⑤シーリング外壁目地、建具周り、スリーブ周り、部材接合部等打替12年12年・24年・36年・48年…打継・伸縮・誘発目地、部材取合部等の打替え
5 鉄部塗装等
①鉄部塗装
(雨掛かり部分)
(鋼製)開放廊下・階段、バルコニーの手すり塗替4年4年・8年・12年・16年… 下地処理の上、塗装
(鋼製)屋上フェンス、設備機器、立て樋・支持金物、架台、
避難ハッチ、マンホール蓋、隔て板枠、物干金物等
塗替4年4年・8年・12年・16年… 下地処理の上、塗装
屋外鉄骨階段、自転車置場、遊具、フェンス塗替4年4年・8年・12年・16年…下地処理の上、塗装
(注)機械式駐車場を除く
②鉄部塗装
(非雨掛かり部分)
(鋼製)住戸玄関ドア塗替6年6年・12年・18年・24年…下地処理の上、塗装
(鋼製)共用部分ドア、メーターボックス扉、手すり、照明器
具、設備機器、配電盤類、屋内消火栓箱等
塗替6年6年・12年・18年・24年…下地処理の上、塗装
③非鉄部塗装(アルミ製・ステンレス製等)
サッシ、面格子、ドア、手すり、避難ハッチ、換気口等
清掃12年12年・24年・36年・48年…洗浄の上、コーティング
(ボード、樹脂、木製等)
隔て板・エアコンスリーブ・雨樋等
塗替12年12年・24年・36年・48年…下地処理の上、塗装
6 建具・金物等
①建具関係住戸玄関ドア、共用部分ドア、自動ドア点検・調整12年(1・2周期)12年・24年…48年・60年…動作点検、金具(丁番、ドアチェック等)の調整等
取替36年(3周期)36年・72年…かぶせ工法(既存枠の上に新規枠を取付け)
窓サッシ、面格子、網戸、シャッター点検・調整 12年(1・2周期)
12年・24年…48年・60年…
動作点検、金具(戸車、クレセント、ビート等)の調整等
取替36年(3周期)36年・72年…かぶせ工法(既存枠の上に新規枠を取付け)
②手すり開放廊下・階段、バルコニーの手すり、防風スクリーン取替36年36年・72年…全部撤去の上、アルミ製手すりに取替え
③屋外鉄骨階段屋外鉄骨階段補修12年(1・2周期)12年・24年…48年・60年…点検、腐食部板金溶接補修、踏板取替え等
取替36年(3周期)36年・72年…全部撤去の上、建替え
④金物類
(集合郵便受等)
集合郵便受、掲示板、宅配ロッカー等取替24年24年・48年・72年…
笠木、架台、マンホール蓋、階段ノンスリップ、避難ハッ
チ、タラップ、排水金物、室名札、立て樋・支持金物、隔て
板、物干金物、スリーブキャップ等
取替24年24年・48年・72年…
屋上フェンス等取替36年36年・72年…
全部撤去の上、アルミ製手すりに取替え
⑤金物類
(メータボックス扉等)
メーターボックスの扉、パイプスペースの扉等取替36年36年・72年…
7 共用内部
①共用内部管理員室、集会室、内部廊下、内部階段等の壁、床、天井張替・塗替12年12年・24年・36年・48年…床・壁・天井の塗替え・張替え等
エントランスホール、エレベーターホールの壁、床、天井張替・塗替12年12年・24年・36年・48年…
8 給水設備
①給水管屋内共用給水管更生 15年15年・40年・65年…
屋内共用給水管、屋外共用給水管取替(更新30年30年・60年…仕上げ材の補修を含む
塩ビライニング鋼管への取替え
②貯水槽受水槽 取替25年25年・50年・75年…
FRP製への取替え
高置水槽 取替25年25年・50年・75年…
FRP製への取替え
③給水ポンプ揚水ポンプ、加圧給水ポンプ、直結増圧ポンプ補修8年(隔周期)
8年…24年…40年…56年…
ポンプのオーバーホール等
取替16年16年・32年・48年・64年…
9 排水設備
①排水管屋内共用雑排水管更生15年15年・40年・65年…
屋内共用雑排水管、汚水管、雨水管取替(更新)30年30年・60年…住戸内パイプシャフトを解体撤去の上、取替え、復旧
②排水ポンプ排水ポンプ補修8年(隔周期)
8年…24年…40年…56年…
ポンプのオーバーホール等
取替16年16年・32年・48年・64年…
10 ガス設備
①ガス管屋外埋設部ガス管、屋内共用ガス管取替(更新)(25年)
30年
30年・60年…埋設部掘削、管の敷設、埋戻し、復旧
(ポリエチレン管等)
11 空調・換気設備等
①空調設備管理室、集会室等のエアコン取替15年15年・30年・45年・60年…
②換気設備管理員室、集会室、機械室、電気室等の換気扇、ダクト
類、換気口、換気ガラリ
取替15年15年・30年・45年・60年…
12 電灯設備等
①電灯設備共用廊下・エントランスホール等の照明器具、配線器具、
非常照明、避難口・通路誘導灯、外灯等
取替15年15年・30年・45年・60年…
②配電盤類配電盤・プルボックス等 取替30年30年・60年…
③幹線設備引込開閉器、幹線(電灯、動力)等 取替30年30年・60年…幹線、引込開閉器等の取替え(容量増)
④避雷針設備避雷突針・ポール・支持金物・導線・接地極等 取替40年40年…
⑤自家発電設備発電設備 取替30年30年・60年…
13 情報・通信設備
①電話設備電話配線盤(MDF)、中間端子盤(IDF)等取替30年30年・60年…
②テレビ共聴設備アンテナ、増幅器、分配器等 ※同軸ケーブルを除く 取替15年15年・30年・45年・60年…
③インターネット設備住棟内ネットワーク 取替15年15年・30年・45年・60年…
④インターホン設備等インターホン設備、オートロック設備、住宅情報盤、防犯設
備、配線等
取替15年15年・30年・45年・60年…
14 消防用設備
①屋内消火栓設備消火栓ポンプ、消火管、ホース類、屋内消火栓箱等取替25年交換
25年・50年…
②自動火災報知設備感知器、発信器、表示灯、音響装置、中継器、受信器等取替20年交換
20年・40年・60年…
住宅用又は共同住宅用
③連結送水管設備送水口、放水口、消火管、消火隊専用栓箱等取替25年交換
25年・50年…
15 昇降機設備
①昇降機カゴ内装、扉、三方枠等補修15年(隔周期)
15年…45年…
内装取替え、三方枠塗装
全構成機器取替30年(隔周期)
30年…60年…
全部撤去・新設
16 立体駐車場設備
①自走式駐車場プレハブ造(鉄骨造+ALC)補修10年(1・2周期)
10年・20年…40年・50年…
鉄部塗装、車止等の取替え
建替 30年(3周期)
30年…60年…
全部撤去の上、建替え
②機械式駐車場二段方式、多段方式(昇降式、横行昇降式、ピット式)
垂直循環方式等
補修5年(1・2・3周期)
5年・10年・15年…25年
鉄部塗装、部品交換
二段方式、多段方式(昇降式、横行昇降式、ピット式)
垂直循環方式等
建替20年(4周期)
20年……40年
全部撤去・新設
駐車装置、制御板、昇降装置等
17 外構・附属施設
①外構平面駐車場、車路・歩道等の舗装、側溝、排水溝 補修24年24年・48年・72年…
囲障(塀、フェンス等)、サイン(案内板)、遊具、ベンチ等取替24年24年・48年・72年…
埋設排水管、排水桝等
※埋設給水管を除く
取替24年24年・48年・72年…
②附属施設自転車置場、ゴミ集積所取替24年24年・48年・72年…
植樹整備24年24年・48年・72年…
18 調査・診断、設計、工事監理等費用
①調査・診断、設計、コ
ンサルタント
大規模修繕工事の実施前に行う調査・診断
計画修繕工事の設計(基本設計・実施設計)・コンサルタン
1回目10年
以後12年
10年・46年…第1回目・第4回目…の大規模修繕工事に係る業務
22年・58年…第2回目・第5回目…の大規模修繕工事に係る業務
34年・70年…第3回目・第6回目…の大規模修繕工事に係る業務
②工事監理計画修繕工事の工事監理12年12年・48年…第1回目・第4回目…の大規模修繕工事に係る業務
24年・60年…第2回目・第5回目…の大規模修繕工事に係る業務
36年・72年…第3回目・第6回目…の大規模修繕工事に係る業務
19 長期修繕計画作成費用
①見直し長期修繕計画の見直しのための調査・診断
長期修繕計画の見直し
5年5年(・10年)・15年(・20年)…

出典:公益財団法人マンション管理センター

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大規模修繕工事の耐用年数の表になります。修繕時期の目安になるので、把握しておきましょう。

まとめ

マンションの大規模修繕の目安やチェックポイントは把握できましたでしょうか。

大規模修繕の目安やチェックポイントが分かれば、適切な時期にメンテナンスが行えます。

また、劣化していないものを修繕する必要はありません。使い方によっては、長持ちするケースがあるからです。修繕費用を抑えるためには、無駄のない修繕工事を行うようにしてください。

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