小規模マンションの大規模修繕とは:修繕工事の必要性は?

修繕工事の必要性

マンションが老朽化すると大規模修繕工事を行う必要があります。しかし、大規模修繕とはどのようなものか気になる方は多くいらっしゃいます。初めて行う方は、どのようなものがわからないものですよね。

また、マンションの修繕工事は、規模によっては数千万円単位の修繕費用がかかります。「大金を支払ってまで行う必要があるのか」疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

本記事では、「マンションの大規模修繕工事とは」という疑問や「修繕工事の必要性」についてお伝えしていきます。

マンションの大規模修繕とは

マンションの大規模修繕工事は、賃貸や分譲のマンションの老朽化を防ぐために行う修繕工事のことです。修繕工事は、修繕計画によって行われます。一般的に、12年周期で行うので、以下のような周期になります。

築年数修繕回数
12年1回目
24年2回目
36年3回目

マンションの大規模修繕工事は、長期修繕計画によって行われます。この計画によって、修繕費の積立金などを決定します。竣工時に計画していますので、確認してみてください。

マンションの大規模修繕工事の時期やスケジュールについては、「マンションの修繕時期の期間、タイミングはいつ?周期やサイクル」でご紹介しています。修繕時期について疑問に思う方は、合わせて読むようにしてください。

大規模修繕工事の内容

大規模修繕工事は、以下の内容の施工工事を行います。

  • タイルの張り替え
  • ひび割れの補修
  • 外壁の塗装
  • 給排水管工事
  • 防水工事

あくまでも一部の工事の内容ですが、これらが主な修繕工事の内容になります。詳しい修繕工事の内容については、「マンションの大規模修繕工事の内容や施工方法・工程について」の記事でお伝えしているため、気になる方は合わせてご覧ください。

大規模修繕の必要性や目的

マンションの大規模修繕は、「どのような必要性や目的があるのか」という相談は多く受けます。修繕工事を行う方は、必要性や目的が気になるものですよね。

修繕工事を行うのであれば、必要性を納得した上で行いたいのではないでしょうか。マンションの大規模修繕工事の必要性や目的は、以下をご覧ください。

  • 耐久性を高める
  • 建物の価値を上げる
  • 安全性や居住性を維持する
  • 時代に合わせたリニューアルが可能

マンションの大規模修繕工事は、このような目的があります。それでは、具体的に解説していきます。

耐久性を高める

大規模修繕工事を行うと建物の耐久性が高くなります。浮いているタイルを補修したり、ひび割れを修繕したりするからです。

劣化した状態のまま放置すると雨漏りの原因になったり、タイルが剥がれたりすると耐久性は下がる一方です。

また、修繕工事を行わなければマンションの寿命は短くなります。

せっかくマンションを購入したのであれば、少しでも長く住み続けたいものですよね。そのため、耐久性を高めるために修繕工事を行います。

建物の価値を上げる

修繕工事を行うことで建物の耐久性を高めて価値を上げます。タイルが剥がれていたりひび割れが多く発生したりしているマンションは、価値が下がります。

マンションを所有している上で、資産価値を気にする居住者は多く見られます。たとえ物件を売る予定がなかったとしても、価値が下がるのは困りますよね。

また、投資目的でマンションの物件を所有している方にとっても、資産価値の低下は避けたいものなのです。建物の価値を低下させないためには、修繕工事が必要になります。

安全性や居住性を維持する

大規模修繕工事によって、安全性や居住性が保たれます。修繕工事を怠ると、タイルが剥がれてしまったりコンクリートの塊が落下したりする恐れがあります。もし、誰かに当たってしまえば一大事ですよね。

居住者はもちろんのこと、歩行中の第三者に落下してしまうことは絶対にあってはならないことです。修繕工事を行うことで、安全性が保たれます。

居住者が快適に暮らせるようになるためには、修繕工事は必ず行うようにしてください。

時代に合わせたリニューアルが可能

マンションの大規模修繕は、12年周期行うのが一般的です。3回目の修繕工事にもなると、築年数は36年にもなります。当然、エレベーターやエントランスなどは古くなりますよね。

また、36年も経過すれば最先端のエレベーターであり、エントランスのデザインも大きく変わります。

このとき、新しい最先端のものにリニューアルすれば、とても快適に暮らせるのではないでしょうか。大規模修繕を行うと時代の最先端のものを取り入れることができるので、工事を行う際は時代にあった技術のものを導入するか検討してみてください。

エレベーターの修繕に関しては、「マンションのエレベーターの寿命は?耐用年数や修繕費の目安」の記事で詳しく解説していますので、合わせて読むことをおすすめします。

まとめ

マンションの修繕工事について理解できたのではないでしょうか。マンションの修繕工事は、建物の価値や耐久性を維持するために必ず行わなければいけません。

また、居住者の安全性を確保するためにも、管理組合としては、マンションの劣化を放置しておくわけにはいかないはずです。

居住者が快適に暮らせるようにするために、修繕工事は12年に1度必ず行うようにしてください。

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