塗料の正しい希釈とは:塗料を薄めて使う手抜き工事

塗料

塗料の性能を最大限に引き出すためには希釈(きしゃく)がとても重要になります。この希釈と言うのは、塗料を水やシンナーで薄めることを言います。

他には、絵具を使う際にはそのままではとてもではないですが塗ることができません。なので、水で絵の具を薄めて使うと思います。この水で薄めることを「希釈」と言うのです。

実は、この希釈が住宅の塗り替えにおいてはとても重要になります。塗料には、どのくらい希釈すれば正しい希釈なのかと言う割合を希釈率(きしゃくりつ)と言いますが、この希釈率はすべてのメーカーの塗料に記載してあります。

ですから、この希釈率通りに希釈しなければ塗料本来の性能を発揮できないのです。メーカーや塗料の種類によってもこの希釈率は異なるのですが、だいたい5~10%になります。この希釈率の範囲内で希釈をしなければなりません。

なので、実際に塗り替えを行う際には、この希釈によって塗料の粘り具合を調節して作業します。

粘りが強すぎれば塗装しにくいですし、刷毛やローラーで塗装した際に刷毛の跡やローラーの跡ができてしまい、残念な仕上がりになってしまいます。

逆に薄めすぎれば、水っぽくなってしまい塗装した後にたれてしまったりしまいます。また、塗膜が薄くなってしまいますので、耐久性に問題が出てしまいます。

絵具もそうですが、水が多ければ水っぽくなってしまいうまく塗ることができません。逆に水が少なければ絵具が多くなってしまい塗りにくいですし、塗料が乾燥した後にひび割れてしまったりすると思います。

このような希釈ですが、塗料には定められた希釈率がありますので、その範囲で塗料の塗りやすさを調節する必要があります。

塗料を薄めて使う手抜き工事の手口

ですが、本来ならば10%の希釈率なのにもかかわらず、それ以上に希釈して塗料を節約する業者もいます。本来ならば塗料を一斗缶で5缶使わなければいけないのにもかかわらず、シンナーや水の量を増やし塗料の一斗缶の数を4缶などで仕上げてしまうのです。

それでは塗料本来の耐久性になりません。塗料の耐久性が本来ならば10年ほどだとしてもそのように塗料を薄めて使ってしまえば、耐久性はもちろん下がってしまいます。

このようなことはあり得ないような話ですが、実は、塗装業界では頻繁に行われている手口なのです。この手口は、塗料を極端に薄めない限り一度塗ってしまえば見分けることは困難です。

プロでさえ見極めることは困難ですから、お客様が見てもこの違いは分からないと思います。住宅の塗り替えと言うのは、手抜き工事を行いやすいです。

一度塗り替えてしまえば、手抜き工事をした場合とそうではない場合の違いはわかりません。手抜き工事をされたとしても正しい工事をされたとしても、お客様が払う金額と言うのは正しい施工の料金です。

お金を払う以上ちゃんとした塗り替えを行ってもらう

住宅の塗り替えと言うのは決して安い金額ではありません。数十万円から数百万円にも及ぶ金額になりますので、その金額を払う以上その金額なりの外壁塗装をしてもらう権利があります。

自分たちの利益のためだけにそのような手抜き工事をすることは、同じ立場の人間からしてみてもとても許せないことです。とは言っても、塗装業者と言うのは無数に存在しますし、悪徳業者と言うのも無数に存在します。

私にそのすべての悪徳業者を無くすことは残念ながらできません。ですが、私が担当したお客様だけでも、私は正しい金額と正しい塗り替え工事をしたいと思っています。

無数の業者やサイトがある中私のサイトに訪れてくれたことは何かの縁だと思います。そして、私に塗り替え工事を依頼してくれたことも何かの縁だと思っています。ですから、勝手ながらお客様のことをとても他人事だとは思えません。

ぜひ、塗り替え工事を満足いくものにしていただきたいですし、塗り替え工事を終わった後もお客様が「いい工事だったな」と思っていただければ幸いです。

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私は、外壁塗装の分野で職人として活動してきました。その中で気づいたこととしては、業者に頼むとき、工務店に工事を依頼しているということです。

ただ、工務店は仲介手数料が30~40%上乗せされるため、適正価格で工事を行うことはできません。

外壁塗装は、火災保険を使うことで保険金が支払われます。症状にもよりますが、実質負担0円で家の塗り替えができる可能性があります。

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