サイディング外壁材の特徴と種類:塗装の必要性と注意点

サイディングボード3

洋風住宅が人気があるため、住宅の外壁材にサイディングを選ぶ方は多いです。いろいろな種類やカラーバリエーションがあるため、自分の理想の外壁にできるからです。

しかしながら、自分の住宅の外壁が、数あるサイディングボードのどの種類なのか分かっていない方がほとんどです。

どのような特徴があるのか分からないため、多くの方が適切なメンテナンスの方法を理解していません。

このとき、適切な塗り替えを行わなければ、雨漏りなどで長く住むことができなくなる可能性があります。

そのため、今後長くきれいに住み続けるためには、あなたがきちんと外壁の特徴を理解する必要があります。その上で、適切なメンテナンス方法を行いましょう。
それを行って初めて、きれいで長く住むことができます。

ここでは、サイディングの特徴や種類、メンテナンスの注意点を紹介します。以下で説明することを学び、1日でも家をきれいに長持ちさせるために役立ててください。

目次

1.サイディングの外装とは

サイディングとは、住宅や建物の外壁使われるボード(板)状の建材のことです。この板を何枚も張り合わせて壁を形成します。

ただ、サイディングの家なのにも関わらず、その特徴を理解していない方がほとんどです。そのため、適切なメンテナンス方法が分からない方がいます。

住宅は建てたら終わりではありません。長くきれいに住むためには、適切な維持を行い、長持ちさせる必要があります。

そのため、まずはサイディングの特徴を学びましょう。

1-1.サイディングボードの特徴

サイディングは工場で生産されるため、品質が安定しているのが特徴です。また、大量に作り出せるため、比較的低価格なものであったとしても質が高いです。なお、高性能の品質のボードもあります。

ただ、質が高くなると費用が高くなるため、予算とどの程度のクオリティを求めるのかを考慮して選ぶようにしましょう。

また、数多くのバリエーションがあるため、好みの見栄えの外壁にすることができます。板を下地の合板に張り合わせるため、作業性に優れているのも特徴です。

そのため、工期(施工期間)を短くできるため、人件費を抑えられます。そのため、金額を安くできます。

2.サイディングの種類

サイディングボードは、大きく分けて4つの種類に分類できます。「窯業系(ようぎょうけい:セメント)」と「金属系」、「樹脂系」と「木質系」になります。

これらは、同じサイディングであってもそれぞれ特徴が違います。また、塗装などのメンテナンス方法もそれぞれ異なるため、間違えてしまわないように注意しましょう。

以下では、種類ごと細かく解説します。

2-1.窯業系サイディングボードの特徴

窯業系サイディングボードは、セメントと繊維質の原料で作られた板状の建材になります。この材料は防火性に優れています。

火に燃えにくいセメントを原料に使っているからです。

そのため、窯業系サイディングボードは耐火性に優れたセメント質の特徴と、繊維質の木質系の断熱性を最大限生かした外装になります。

燃えにくく、熱を通さない特徴を兼ね備えているため、理想的な外壁材になります。ちなみに現在では、戸建て住宅の外壁の7割以上に窯業系サイディングが使われています。

なお、窯業系サイディングボードについては、以下のページで詳しく説明しています。あなたのサイディングがこの外装であるのならば、目を通しておくことをお勧めします。

窯業系(ようぎょうけい)サイディングボードの特徴について

2-1-1.本物のレンガやタイル調を表現できる

また、窯業系サイディングボードの特徴は、燃えにくく断熱性が高いなどの材料の特性だけではありません。

上質なデザインを豊富に表現でき、カラーバリエーションが色々なものがあるのが特徴です。

まるで本物のようなレンガやタイル調、石積調の外壁を表現できるため、洋風住宅に適した外装になります。

そのため、今ではサイディングの住宅で最も人気な外壁になります。また、とてもカッコよい美観を表現できます。

2-1-2.豊富な商品のバリエーション

また、窯業系サイディングは、いろいろな商品のタイプが存在します。表面の汚れが付きにくい塗料で加工したものや、紫外線をカットして色あせを防ぐ外装があります。
見栄えはもちろんですが、機能性の面でもあなたのニーズに合わせて細かいサイディングの種類が選べます。

2-1-3.窯業系サイディングボードの外壁塗装

また、窯業系サイディングボードは、工場で生産された際に塗装してあります。

ただ、製造過程で施された塗装は、耐久性が高いものが少ないです。そのため、新築から7、8年ほどしたら塗り替えを検討する必要があります。

2-1-4.窯業系サイディングボードの注意点

また、窯業系サイディングボードは、水分を吸収しやすい特徴があります。そのため、塗装が劣化して防水性がなくなると、雨水などの水分を吸収します。これにより、ボードが膨張します。

その後、晴れの日に板の水が蒸発して乾きます。このとき、膨らんでいたボードが収縮します。そのため、メンテナンスを怠ると、サイディングが水分を吸収したり蒸発したりして伸縮を繰り返します。

外壁が伸びたり縮んだりするのが何年も続くと、それに耐えきれなくなりクラック(ひび割れ)が発生します。

そのため、雨漏りの原因になります。これでは、外壁が長持ちしないため、定期的に塗り替えを行いましょう。

万が一雨漏りしてしまえば、かえって修理費用がかかってしまいます。余計な金額がかかるため、適切な時期に塗装をするほうが良いです。

そのため、窯業系サイディングは、新築や前回の塗り替えから7~10年ほど経過したら一度業者に見てもらうようにしましょう。

2-2.金属系サイディングボードの特徴

金属系サイディングには、大きく分けて3つの種類があります。「ガルバリウム鋼板(こうはん)」や「アルミニウム合金板」、「ステンレス鋼板」があります。

これは、金属板の表面や接続部の施工したものになり、表面材の違いで種類が分けられます。

なお、金属系サイディングボードについては、以下のページで詳しく説明しています。あなたのサイディングがこの外装であるのならば、目を通しておくことをお勧めします。

金属系サイディングボードの特徴:外装に使われる素材

2-2-1.金属系サイディングの魅力

金属系サイディングボードは、軽く作られています。他のサイディングと比べて、窯業系の約1/3になります。そのため、揺れに強く建物への負担が少ないです。そのため、地震に強い外壁材になります。

その他に、金属板と精度の高い接合部の形状から、非常に防水性に優れています。また、凍害に強くです。そのため、寒冷地のような寒い地域でも対応できる外壁になります。

なお、遮熱性や防音性に優れています。これらの特徴があることから、住宅の外壁に優れた人気の建材になります。

2-2-2.デザイン性の良さ

金属系サイディングボードは、デザインの良さも魅力になります。モダン住宅に適した雰囲気のものやレンガ調や石積調などの色々な模様があります。

商品バリエーションが豊富になるため、あなたの好みの外装にすることができます。

2-2-3.金属系サイディングのメンテナンス

金属系サイディングは、表面に塗装がしてあります。そのため、この塗装がなければ錆びてしまいます。

また、酸化しない素材のサイディングであったとしても、金属の地肌がそのまま見えると見栄えが悪いです。そのため、塗装が剥げてしまわないうちに塗装するのが良いです。

これから分かるように、金属系サイディングは外壁塗装が必要になります。新築や前回の塗り替えから10~15年で塗り替えを検討するようにしましょう。

また、古い外壁にそのまま重ねて張るリフォーム向けのものがあります。これを使えば、今ある壁を取り除いく必要がないため、施工費用を抑えられます。

2-3.木質系サイディングボードの特徴

木質系サイディングボードは、天然の木材を使用した外壁になります。木を使っているため、断熱性能に優れている特徴があります。

ただ、木材に塗装を施しただけになるため、耐火性には特化していません。

そのため、防火地域、つまり都市の中心市街地や主要駅前、主要幹線道路沿いなど、大規模な商業施設や多くの建物が密集している場所には適さない外装になります。

万が一火災が起これば、周りの建物に影響を与えてしまい、大惨事になりかねないからです。

このサイディングは、木材を使っているため、自然な風合いある外壁にすることが可能です。そのため、木の雰囲気を味わえます。

ただ、木目によって模様が決まるため、ある程度のバリエーションは決まってしまいます。

ただし、木材の独特の雰囲気を楽しめるため、木材に囲まれた住宅にすることができます。そのため、木の味わいを楽しめる家が良い方にはお勧めです。

2-3-1.木質系サイディングのメンテナンス

ただ、木材でできているため、定期的に適切な塗装を行う必要があります。木に雨風が直接当たると簡単に腐ってしまうからです。そのため、塗料で表面を覆う必要があります。

ただし、耐久性の高い塗料で塗装すると木目が見えなくなります。木の味わいを楽しめなくなるため、木材の質感を残す方法がお勧めです。

これであれば、木目を活かした塗装が行えるため、木材の雰囲気を壊すことがありません。

ただ、この塗料は耐久性が高くないため、劣化したらすぐに塗り替えを行う必要があります。そのため、定期的にメンテナンスを欠かさず行うようにしましょう。

2-4.樹脂系サイディングボードの特徴

樹脂系サイディングボードは、塩化ビニル樹脂を原料とした板状の建材になります。これは、北米で生まれた材料になり、耐久性に優れているのが特徴です。

また、塩害や冷害などの耐候性に優れているのが魅力になります。なお、樹脂になるため、錆や腐食が起こりません。年数が経過しても、劣化や体色がほとんどないため、メンテナンスが楽な建材です。

窯業系サイディングや金属系のものは、塗料によって色が付いています。

一方、樹脂系サイディングボードは、材料そのものに着色してあるため、塗料が劣化する心配がいりません。また、塗装が剥げて色が変わることがありません。

ただ、新築から20年経過すると樹脂自体が劣化する可能性があります。その場合は、塗装を行う必要があります。そのため、何もなくても年数が経ったら一度業者に見てもらうと安心です。

なお、樹脂系サイディングボードについては、以下のページで詳しく説明しています。あなたのサイディングがこの外装であるのならば、目を通しておくことをお勧めします。

樹脂系サイディングボードの特徴:外装に使われる素材

2-4-1.樹脂サイディングのメンテナンス

前述の通り、樹脂サイディングボードは高い耐久性があります。そのため、外壁の塗装を20年に一度行えば良いです。

ただ、傷み具合や家の状況によって変わってくるため、必ずこの年数で塗り替えを行えばいいわけではありません。状況によってはもっと早く塗り替えを行う必要があります。

しかし、それでも高い耐久性や耐用年数があるため、維持が楽なサイディングです。
また、板の隙間にコーキング(溝を埋めるゴムみたいなもの)を使用しません。

そのため、それを打ち直したり打ち増し(補強)たりしないため、その他のサイディングよりメンテナンス費用を抑えられます。

ただ、日本ではこの樹脂サイディングは普及していません。施工できる工務店が少ないからです。そのため、デザインのバリエーションが豊富ではありません。よって、似ている見栄えになってしまうデメリットがあります。

3.サイディングの外壁塗装のサインと目安

ここまで述べてきたことから分かるように、サイディングにはいくつかの種類があります。

ただ、どのサイディングもメンテナンスが必要です。定期的に塗装をしないと雨漏りの原因になったり、コケや藻によって見栄えが悪くなったりしてしまうからです。

せっかく建てたマイホームだからこそ、長くきれいに住めるようにしましょう。

そこで、サイディングの塗り替えの目安を解説します。これを学べば適切なメンテナンスが行えます。

ただ、初めての方の場合、いつ外壁塗装を行えばいいのか分からない方が多いです。また、サイディングの種類によって塗り替えの目安やメンテナンス方法が異なります。

これから紹介することが当てはまるのであれば、外壁塗装を考慮するようにしましょう。

3-1.外壁の艶(つや)が無くなった

艶があるタイプの外壁の場合、年数が経過すると光沢感が無くなります。そのため、太陽の光を反射しなくなったら塗り替えを行うことを考慮すると良いです。

ただ、塗料によっては艶が数年で無くなってしまうものがあります。そのため、すべての種類がに当てはまるわけでありません。

また、年数と艶が無くなる具合を考慮すると、信ぴょう性の高い塗り替えの目安になります。

3ー2.チョーキング現象が出たら塗り替える

外壁を手で触ってみて手に粉が付きます。この粉塵は塗料が劣化して剥げてきたものになります。

チョーキング現象

これを「チョーキング現象」といいます。この現象が起こると、塗装による保護はほとんどありません。このとき、塗料は雨で洗い流されてしまいます。

実際、高圧洗浄機(塗装する前に外壁を洗うもの)で外壁を洗うと、ほとんど塗料が落ちてしまいます。そのため、触れてみて塗装が付いたら塗り替えを考慮するようにしましょう。

3-3.苔(コケ)や藻が発生する

住宅の日当たりが悪い部分には、コケや藻が発生します。これがあると、塗装の劣化が早くなります。

実際に掃除すると、その部分の塗料は剥げてしまっています。そのため、この状態は塗膜による保護がほとんどありません。

また、苔(コケ)や藻が外観の見栄えもよくありません。そのため、洗浄と塗り替えを行い、きれいにする必要があります。

3-4.塗料の色があせる

年数が経過すると塗料は劣化します。そのため、色が変色してしまう場合があります。

色があせをそのまま放置してしまうと、ひび割れたり塗膜の剥がれたりしてしまいます。そのため、塗り替えを考慮するようにしましょう。

3-5.塗膜の浮いてきて剥がれる

塗料が劣化すると、塗膜が浮いてきたり剥がれてきたりします。サイディングの場合、この症状が発生すると劣化が進んだ段階になります。

そのため、早急に塗り替えを行うと良いです。外装自体が痛んでしまうと、雨漏りの原因になり、外壁が長持ちしないからです。

3-6.クラックが発生する(ひび割れ)

サイディングは、樹脂系を除いてビス(建材を固定する先がとがったネジのようなもの)で留めています。そのため、その付近はクラック(ひび割れ)が発生しやすいです。固定しているため、負荷がかかっているからです。

ひび割れが起こるとそこから雨水が内部に侵入するため、早急に補修する必要があります。

また、サイディングの塗装を怠ると、ビスが錆びたり劣化したりします。その部分から雨漏りしやすいため、定期的に塗り替えを行うようにしましょう。

なお、サイディングの場合、クラックが発生するのは深刻な症状になります。万が一、ひび割れがある場合、早めに塗り替えると良いです。

4.サイディングの塗料選び

サイディングの外壁塗装を行う際に、塗料選びで悩む方は多いです。種類が豊富なため、どれがどのような特徴があるのかわからないからです。

塗料にはいくつか種類がありますが、その中でもよく使われる塗料の特徴お教えします。

4-1.アクリル塗料の特徴

アクリル塗料は安価なため、材料費を抑えられます。
ただ、耐久性が5年程しかないため、住宅の塗り替えで使われることはほとんどありません。次回の塗装時期が、5年後になってしまうからです。

そのため、次回の塗り替えを10年に一度にしたい方には不向きな塗料になります。
ただ、5年ごと色を変えたい方もいるため、頻繁に家をイメージチェンジさせたい方にはお勧めです。

4-2.ウレタン塗料の特徴

ウレタン塗料は、一昔前までは一般的な住宅の塗装に使われていました。耐用年数は、7~10年になり、使い勝手が良いからです。

ただ、近年ではシリコン樹脂塗料が普及したため、使われることが減りました。そのほうが、コストパフォーマンスや耐久性が高いからです。

ただ、ウレタン塗料は値段が高くないため、手軽に塗装が行える塗料になります。

そして、弾力がある塗料になるため、木材や塩ビ製の雨樋(あまどい)などの動くもの(木材は年数が経過すると収縮する)に適した塗料になります。

また、耐候性(太陽光・風雨・温度変化などに対し、変質や劣化を起こしにくい性質)にも優れているため、ベランダの防水工事に使われます。

なお、ウレタン塗料については以下のページでさらに詳しく解説しています。必要な情報をすべて網羅できるため、絶対に見ておくことをお勧めします。

ウレタン塗料の塗装:知らなければ絶対に後悔する4つの知識

4-3.シリコン塗料の特徴

シリコン塗料は、最も住宅の塗り替えに使われています。耐用年数は、10~15年になります。耐久性が高く、値段もそこまで高くないため、コストパフォーマンスに優れている塗料になります。

ただし、値段はアクリル塗料やウレタン塗料よりも高くなります。

ただ、値段以上に耐用年数があるため、結果的にはシリコン塗料のほうが維持費は安くなります。そのため、コストパフォーマンスに優れた塗料になります。

4-3-1.ウレタン塗料とシリコン塗料のとちらがいいか

価格がウレタン塗料とそこまで変わらないため、どちらにするか悩む方が多いです。
シリコン塗料のほうが耐用年数が5年程伸びます。

それを踏まえた上で考えると、シリコン塗料のほうがコストパフォーマンスがよくお勧めです。

このことについては、以下のページでさらに詳しく解説しています。どちらか悩んでいる方は、目を通しておくことをお勧めします。
ウレタン塗料とシリコン塗料はどちらの選べばいいのか

4-4.フッ素塗料の特徴

フッ素塗料は、外壁塗装に使われる塗料の中でも高価になります。一般的に使われる塗料の中では最高グレードです。また、耐久性は約20年になります。

艶が年数を経過しても無くなりにくく、防カビやコケや藻が発生しにくい特徴があります。そのため、長くきれいな見栄えを保てます。

また、フッ素塗料は、少し前までビルや橋などの塗り替えが頻繁に行えないような場所に使われていた塗料でした。実際に、東京スカイツリーには、この塗装が行われています。

ただし、今では値段が安くなってきたため、一般家庭に使われることが多くなりました。

4-4-1.フッ素塗料のトータルコスト

しかしながら、フッ素塗料は値段が高いです。
ただ、トータルコスト(生涯の塗り替えでかかる費用)で考えるとそこまで高額ではありません。耐久性が高いため、塗り替えの頻度を抑えられるからです。

一般的なシリコン塗料と比較した場合、そこまで金額に差は出ないことがわかります。そのため、塗り替えの回数を減らせるため、手間暇を考えるとフッ素塗料で塗装するのが良いです。

住宅の屋根や外壁の塗装は、1度行えば終わりではありません。定期的に行うことで家を長持ちさせ、安心して生活することができます。

5.サイディングのコーキング(シーリング)のメンテナンス

前述の通り、外壁に使われているサイディングは塗装が必要です。そのため、外装の種類ごとに適したメンテナンスを行うようにしましょう。

ただ、サイディングに必要な手入れは塗り替えだけではありません。合わせ目の隙間にコーキングを行っているため、打ち直しや打ち増しが状況によって必要になります。そのまま放置すると、劣化して雨漏りの原因になってしまうからです。

そのため、痛んでいる状態に応じて打ち替えか打ち増しを行うと良いです。そこで、以下ではサイディングに使用しているシーリングのメンテナンスのポイントを紹介します。

これを学ぶことで、外装を1日でも長くきれいに長持ちさせる可能性が高くなります。

5-1.コーキングの劣化によるメンテナンスの必要性

前述の通り、コーキングは年数が経過すると劣化します。これを放置すると、雨漏りの原因になります。そのため、シーリングのメンテナンスは定期的に行うようにしましょう。

しかしながら、素人ではなかなか適切なメンテナンス時期を見分けることは難しいです。そのため、塗り替え時期を誤ってしまう可能性があります。

最悪の場合、手遅れになり、雨漏りしてしまうため、新築や前回の塗り替えから8年経過したら、一度プロに診断してもらうようにしましょう。

ただ、見てもらう業者によっては、強引に塗り替えやコーキングの打ち直しを迫ってくる可能性があります。そのため、診断を依頼する際はむやみやたらに頼まないようにしましょう。

5-2.コーキングの打ち替え(打ち直し)打ち増しの違い

前述の通り、コーキングは劣化します。そのため、打ち直し、または打ち増しを行う必要があります。クラックが発生し、雨漏りしてしまうからです。

ただ、この2つの違いが分からない方がいるため、分かりやすく解説します。

5-2-1.コーキングの打ち替え(打ち直し)

コーキングの打ち替えは、既存の古いシーリングを撤去してから新しく打ちます。そのため、完全に新しくなり、耐久性や機能性も新品同様になります。

また、打ち直しは、シーリングの劣化がひどい場合に行うのがほとんどです。コーキングがボロボロな状態に打ち増しを行ったとしても、耐久性に問題があるからです。

また、それでは隙間から雨水が侵入してしまい、外壁の内部が腐ってしまう可能性があります。

5-2-2.コーキングの打ち増し

一方、打ち増しは、今ある古いシーシングの上から新しいコーキング材を打つことによって補強を行います。

打ち増しは、シーリング材があまり劣化していない場合に行います。今あるものを撤去しないため、工程が打ち替えに比べて少ないです。そのため、手間暇がかからず、作業性に優れています。

人件費や材料費がかからないため、打ち替えより費用を抑えられます。

5-2-3.打ち替えと打ち増しのどちらがいいのか

しかしながら、打ち替えと打ち増しのどちらがいいのかは、実際にプロに判断してもらうしかありません。素人では信ぴょう性ある診断ができないからです。

ただ、新築や前回の塗り替えから10年経過した場合は、打ち増しより打ち替えのほうがいいです。

その理由は、あくまでも打ち増しは補強になるため、打ち替えよりは長持ちしないからです。次回の塗り替えまでの期間持つ保証がありません。そのため、症状によりますが、打ち直しをするのがお勧めです。

また、塗装と一緒に打ち直しをすると費用を抑えられます。手間暇がかからないからです。そのため、施工費用が高くなりません。

サイディングの住宅であるのならば、コーキングと家の塗装を一緒に行うようにしましょう。

まとめ

ここまでサイディングの特徴とメンテナンスのポイントを紹介してきました。色々な種類があるため、あなたの外壁がどれに当てはまるのかによって、塗装の方法や塗料の選び方が変わります。

そのため、適切な方法で塗り替え工事を行うようにしましょう。また、サイディングの外壁で新築から8~10年経過している場合、一度業者に見てもらうと良いです。素人目線では外壁を判断するのは難しいからです。

ただ、依頼する業者によっては優良業者とは限らないため、むやみやたらに業者を選ばないようにしましょう。

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